日本便の機内で見た2本目。一組の男女の友情と愛を描いた映画。大学卒業の時に一夜を過ごして以降、友人でいることを約束した2人が、紆余曲折を経て、結婚。だが、2人には意外な結末が・・・。大学卒業の1987年からラストの2011年までの24年の時々の7月15日の1日(One Day)を追う。
男女間の友情と愛というテーマは、私が大好きな「恋人たちの予感(When Harry Met Sally... )」と似ているのだが、この映画は単純にハッピーエンドで終わらないところが、見るものにとっては複雑で、後味のいい映画とは言いがたい。主演男優のジム・スタージェスは格好良いが、あまり24年間の成長を感じないし、一つ一つのエピソードが有機的につながっている感じもしないのも、100%の投入感が湧かない原因かもしれない。だが個人的には、好演の主演女優アン・ハサウェイは可愛らしいし、淡々と落ち着いた映像作りは、好みである。
私のつぼに一番はまったのは、冒頭とラストのシーン。2人はエジンバラ大学卒業なため、冒頭は若者が酔っ払ってエジンバラの街を練り歩くシーンが映される。そして、ラストは学生時代を回想し、エジンバラの中でも私が最も好きなホリールード公園の岩山の上から市街を見下ろすシーン。いずれも、エジンバラの雰囲気を見事に捕らえていて、私としてはこれだけでも大満足。
人によって好き嫌いは分かれるかもしれないが、真面目なドラマが好きな人には、きっと気に入ってもらえるのでは。
Directed by Lone Scherfig
Produced by Nina Jacobson
Written by David Nicholls
Starring
Anne Hathaway
Jim Sturgess
Patricia Clarkson
男女間の友情と愛というテーマは、私が大好きな「恋人たちの予感(When Harry Met Sally... )」と似ているのだが、この映画は単純にハッピーエンドで終わらないところが、見るものにとっては複雑で、後味のいい映画とは言いがたい。主演男優のジム・スタージェスは格好良いが、あまり24年間の成長を感じないし、一つ一つのエピソードが有機的につながっている感じもしないのも、100%の投入感が湧かない原因かもしれない。だが個人的には、好演の主演女優アン・ハサウェイは可愛らしいし、淡々と落ち着いた映像作りは、好みである。
私のつぼに一番はまったのは、冒頭とラストのシーン。2人はエジンバラ大学卒業なため、冒頭は若者が酔っ払ってエジンバラの街を練り歩くシーンが映される。そして、ラストは学生時代を回想し、エジンバラの中でも私が最も好きなホリールード公園の岩山の上から市街を見下ろすシーン。いずれも、エジンバラの雰囲気を見事に捕らえていて、私としてはこれだけでも大満足。
人によって好き嫌いは分かれるかもしれないが、真面目なドラマが好きな人には、きっと気に入ってもらえるのでは。
Directed by Lone Scherfig
Produced by Nina Jacobson
Written by David Nicholls
Starring
Anne Hathaway
Jim Sturgess
Patricia Clarkson