その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロンドン交響楽団/ ピーター・エトヴェシュ指揮/ クリスチャン・テツラフ ヴァイオリン

2012-05-04 23:03:51 | コンサート (in 欧州)
 週末オペラ、コンサートの3連戦最終日。

 既にMiklosさんが書かれていますが、いつも音楽関係のネタで交流させていただいているブログ仲間の面々(Miklosさん、dognorahさん、Voyage2Artさん、feliz2さん)が、予期せず勢ぞろいという、すごい(?)演奏会となりました。

 皆さん既にレビューをアップされていますので、コンサートの模様は、音楽に造詣の深い皆さまのブログをご覧ください。

 dognorah さんのコンサート評はこちら→

 feliz2 さんのコンサート評はこちら→

 Miklosさんのコンサート評はこちら→
 
 というわけで、1週間近くも出遅れた私は、書くことが無くなったので、手短に。

 多くの人のお目当てだってあろう指揮予定者だったプーレーズは残念ながら数カ月前からキャンセル。それで大量のチケットリターンが出たようで、3階は閉じて、1、2階に詰めての演奏会となりました。

 とにかく、2曲目のシマノフスキのヴァイオリン協奏曲を弾いたテツラフが凄すぎ。テクニックと表現力を併せ持ったこの2枚目ヴァイオリニストの演奏は、シャープな音で、くっきりと音影が浮かび上がり、ただただ驚嘆、脱帽です。年齢的にも私とそんなに変わらないのに、随分若く見えるしな~

(エトヴェシュとテツラフ)


 またプレーズの代役となったエトヴェシュの指揮も良かったです。私ははじめて聞く名前だったのですが、代役とは思えない堂々たる指揮ぶりで、LSOを豪快に鳴らせていました。

3ヶ月ぶりのLSOでしたが、LSOはやっぱり上手いなあと再認識した次第です。

(会場は大きく暖かい拍手に包まれました)




London Symphony Orchestra / Peter Eötvös
Scriabin Symphony No 4 (‘Poem of Ecstasy’)
29 April 2012 / 19:30
Barbican Hall

Peter Eötvös conductor
Christian Tetzlaff violin
Ladies of the London Symphony Chorus
London Symphony Orchestra

Debussy Three Nocturnes
Szymanowski Violin Concerto No 1
Scriabin Symphony No 4 (‘Poem of Ecstasy’)





コメント (2)
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