私的なとっても大切な用事があり、休暇を取って米国東海岸を訪れました。用事そのものはフィラデルフィア近郊の町での2日に渡る会合への参加だったのですが、家族・職場の理解を貰い、NY滞在を加えて現地5日間の一人旅となりました。イベントそのものの大切さはもちろんのこと、コロナ禍以降初めての海外ですし、プライベートでの米国訪問は約20年ぶりということで、興奮の旅となりました。
記録もかねて、観光で訪れたところを順次ご紹介したいと思います。
まずはフィラデルフィア。この町を訪れるのは約30年ぶり。独立宣言を採択し、ワシントンDCの前は首都でもあった歴史的都市であり、伝統を感じる名所が多くあります。今回は、半日の限られた時間であったので、訪問先はフィラデルフィア美術館に絞りました。
【30th St. Station】
滞在先からフィラデルフィアのダウンタウンへはローカル列車で1時間弱。30th St. Stationがフィラデルフィアの中心駅で、長距離列車Amtrakも停まる主要駅です。ニューヨーク、ワシントンDCからも2時間以内で来ることができます。
30年以上前に来ているはずですが、改めて駅の大きさにびっくり。おー、アメリカと口に出てしまいます。ギリシャ神殿のような作りとスケールに圧倒されます。駅舎内には立派な彫刻や駅の歴史をたどった展示などがあり、駅を見て廻るだけでも楽しい観光になります。
(駅舎外観)
(駅舎内のホール)
(1941-1945(第2次世界対戦中)の間に倒れたペンシルベニア鉄道社員の記念碑)
("Sprit of Tranportation" 彫刻家Karl Bitterにより1895年制作)
(プラットフォームに降りて、AMTRAKの車両を撮らせてもらいました)
【リバーサイドウオーク】
30th St. Stationから美術館までは2㎞ほど。いろんなルートが取れますが、私は最短距離で行けるスクーキル川沿いの歩道を歩きました。
ピークは過ぎていましたが、紅葉が目に染みる美しさです。曇り空なのは残念でしたが、ジョギングや散歩をする人たちで行きかい、落ち着いた時間が流れています。ペンシルベニア大学のスエットシャツを着て走っている人たちも数名見かけましたが、学生さんでしょうか。
(対岸にさっきの駅舎)
(紅葉が見事)
ニューヨーク、ワシントンDCを観光される方でフィラデルフィアまで脚を延ばす人は少ないかとは思いますが、両都市とはまた違った雰囲気が感じ取れるので、日帰りでも行ってみる価値はあるかと思います。
(つづく)
2023年11月9日