その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

米国東海岸旅行(6):旅ラン_念願のセントラルパーク・ジョギング

2023-11-21 07:25:57 | 旅行 海外

私にとって、このニューヨーク訪問でのMust Doイベント、セントラルパークでのジョギングを決行する時がやってきました。数々の米国映画やTVドラマのロケ地としてセントラルパークは登場し、そこをランニングする人々を見てきました。特に、秋の紅葉シーンの美しさは格別で、是非、そんな中を私も走ってみたいと思っていたのですが、ついにその日が。かなりハイな状態で、日曜日の朝、ホテルを飛び出します。

バスに乗って、公園到着。真っ青な青空の中、太陽がゆっくりと上がり始める最高の天気とタイミング。気温は5℃で、空気は冷たいですが、ジョギングには丁度いい感じです。走り出す前に少し歩くと、最盛期はやや過ぎた感じですが、紅葉が期待通り美しい。ニューヨークの喧騒が一瞬で消えて無くなくなり、違う場所に来たような静けさです。少し行くと、園内に既にスケートリンクが営業を開始していて、まだ9時前だというのに子供たちがスケートに夢中で歓声を上げているのが聞こえてきました。


(まだ太陽は低く、公園は殆ど影)


(朝日に照らされる紅葉が見事です)


(ビルとスケート場の組み合わせが、なんかニューヨーク)

この日のために日本からランニングウオッチGarminも持参。「さあ、走るぞ~」と、Garminのスタートボタンを押し、走り始めます。紅葉に染まった木々の下でのランニングは、ロンドン駐在時のハイドパークでのランニングを思い出されます。

公園内にはランニング・サイクリング用の周回コースが整備されていて、一周10キロという丁度良い距離です。適度なアップダウンもあってアクセント豊か。私のように一人で走る人、パートナーと一緒に走る人、犬を連れて走る人、友達とグループで走る人、様々なランナーが居ます。ランナーとすれ違うことはほとんどないので、皇居ランのように左回りが基本のようですね。


(段々と公園の光が増してきます)


(まだランナーはまばら)


(観光馬車も営業開始。馬車と競い合うランナーグループ)


(セントラルパークの北側を占める貯水池)


(ワンちゃんと一緒に走る。私も一緒に5kほどお供しました)

皇居ランのように凄い飛ばして走る人は少なく、ゆっくりマイペースで走って人が多い感じがします。旅先でのランでは、体力さえあればいつまでも走っていたいと思えるようなコースに出会うことがたまにありますが、セントラルパークは間違いなくその一つです。旅行者ならでははしゃいだ気持ちでのジョギングは、夢の中で走っているような感覚でした。


(一周後ゴール近く。一瞬、井の頭公園とも言えなくもない)


(Garminのランの軌跡)

 

うっすら汗を搔いた頃、1周10キロを55分で完走。実に気持ちのよい汗です。

ラン後にはコースでは通らない公園の内側の散歩道をウオーキングしました。10時過ぎると、訪れる人がどんどん増えてきましたし、露店や似顔絵屋さんが次々とオープン。公園はまた違った表情となってきます。印象派の絵に出てきそうな、休日の公園でした。


(モールと呼ばれるセントラルパークのメインストリート)



(絵画商も開店)


(小さな子供も楽しそう)


(W.シェイクスピアの像)


(われらが楽聖ベートーヴェン)


(アメリカに星条旗は欠かせません)



結局、11時頃まで、日曜朝のセントラルパークを満喫しました。

 

(付録)

ランニング後の腹ペコの状態でのランチ。これは凄かった。

 

2023年11月12日(日)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする