★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

マクドの文学的表現

2019年10月03日 21時30分56秒 | 徒然(つれづれ)
 そのマクドナルドは、まわりを畑や空き地に囲まれた中にぽつねんと建っている。
 あたかも荒涼としたロードサイドのバグダッド・カフェを彷彿とさせる。

 今にも降り出しそうに厚く垂れ込めた雲の下、私は頬に生暖かい夏の名残りの風を受けながら、細い道をマクドへ向かう。
 その道は正面入り口ではなく、小さなドアの狭い裏口へと続いている。
 裏口といえど、従業員専用ではなく、歴とした顧客用の入口だ。

 ドアを開けて中へ入ると、朝の7時半ということもあり、閑散とした店内には若いカップルがいるだけだった。
 男のスーツや緩んだネクタイ、女のほつれ髪から想像するに、たぶん近くのラブホテルからの朝帰りで、社内恋愛の出社前の気怠いひと時という風情だ。
 あとのテーブルや椅子は、整然と人待ち顔で佇んでいた。
 
 私はカウンターで、ポイントカードを差し出し、ソーセージマフィンとアイスコーヒーのSサイズを注文する。
 なんとも貧相な朝食だが、まわりの目を気にするほどの矜持も持ち合わせていない。
 ポケットの小銭の中から手探りで百円硬貨2枚を選び出し、精算トレーに載せる。

 マフィンとコーヒーを受け取ると、カップルから遠い隅のテーブルに腰を下ろす。
 天井のスピーカーからは、タイトルは知らないが、聴いたことのあるJポップの曲が流れている。
 甘い声の女性歌手がテンポよく歌っている。

 アイスコーヒーのカップのフタを取り、シロップとフレッシュを入れ、ストローで軽くステアする。
 フタを戻し差し込み口にストローを差し込む。

 ひと口飲んでから、傍らのソーセージマフィンの包装を解く。
 ハンバーガーのバンズより固めで弾力のあるマフィンと、豚肉のパティ、スライスチーズの三位一体感が私の好みだ。

 ひと口頬張ると、朝の香ばしさが鼻腔をくすぐる。
 そのマフィンの弾力性ゆえに、咀嚼回数はハンバーガーより多く必要だ。
 そして噛むほどにそこはかとない滋味が広がり、それがパティ、チーズと渾然一体となり、得も言われぬ風味を醸し出す。
 
 起床時の空腹と相まって、そんなチープな朝食がことのほか旨く感じる。
 それをアイスコーヒーでゆっくりと胃の腑へと流し込む。
 日中の鬱とした心持ちを束の間忘れさせてくれる、そんな朝のひと時が、私にとってのささやかな至福の時間だ。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運がいいとか悪いとか

2019年10月03日 10時38分43秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキング途中で、またしても通り雨に遭遇。
 折りたたみ傘が活躍。
 しかし考えてみると、9ヵ月ほどウォーキングを続けて、途中で雨に遭ったのはたったの3回だ。

 私の運がいいのか、統計的に午前中の雨が少ないのか、どっちなんだろう。
 たぶん前者と思うことにする。

 何事もプラス思考だ。
 競馬が秋のGⅠシリーズに突入しているので、ここは運気を上げていきたい。

 先日テレビで宝くじナンバーズ4の必勝法を伝授していた。
 それによると

  1.4つのナンバーのうち2つの合計が9になる組み合わせ(18や27、54など)
  2.4つのナンバーのうち2つが連続した数字の組み合わせ(23や45、78など)
  3.前回の当選番号のうちの1つを入れた組み合わせ(前回5732だったらそのうちの1つ)

 私のキリ番ナンバープレート理論だと、出やすい数字は5、8、9、出にくい数字は3、4だ。
 
 当たるも八卦、当たらぬも八卦で買ってみてはいかが。



 *本日のキリ番ナンバープレート
  7000、9000、8000、5000、1000、2000、6000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする