★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

酒は飲め飲め、煙草は吸うな

2019年10月21日 17時22分50秒 | 徒然(つれづれ)
 5、6年ほど前までは自宅での喫煙は普通で、「灰皿」と言えば、すぐに出してくれた家内だが、今や自宅内ではおろか、外から煙草の匂いを付けて帰るのさえ非難轟々だ。
 思えば世間の嫌煙ブームの高まりと時を同じくしている。

 来年4月からは一定の基準を満たした飲み屋以外、室内は全面禁煙となるようだ。
 飲み屋で煙草が吸えないというのは、どう考えてもおかしい。

 元来、飲み屋というのは疲れた身体を飲酒によって癒す場所だ。
 酒にはつまみはもちろん、愛煙家にとってはつまみ以上に煙草が必需品だ。

 煙草が身体に悪いことは喫煙者でも十分に承知している。
 しかし、それは長年の継続的な喫煙によるものだ。
 飲み屋で、一時の副流煙によって、煙草を吸わない人間が病気になるはずもない。

 要は煙草の匂いが嫌なだけだろう。
 しかし匂いを前面に打ち出すと、香水臭や体臭や加齢臭などもその俎上に上がるので、健康被害に特化しているのだろう。

 煙草の副流煙で死んだり病気になった人間を私は聞いたことがない。
 それより飲酒が原因の病気や交通事故、喧嘩沙汰のほうがはるかに多くの耳目を集めている。

 私は家では滅多に酒は飲まないが、嫌煙主義者の家内は缶チューハイやハイボールをちょこちょこ飲んでいる。

 世の中のミスリードには気を付けなくてはならない。
 
 


 *本日のキリ番ナンバープレート
  9000、4000、7000、1000、3000、2000
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