壊れかけのパソコン

　ここ最近、ノートパソコンがブラックアウトしたり、デスクトップ画面に落ちたりする。
　家内のお古で去年の年初から使っているが、これがいわく付きなのだ。

　この14インチのノートパソコン、家内が5年ほど前にデスクトップ型から買い替えて、使い勝手が悪い(要は使いこなせない)という理由で、3日も経たないうちにお蔵入りしていたやつだ。
　いうなれば新古品だ。

　家内はすぐにデスクトップ型を買い直した。
　私がそんな無駄なことをしようものなら、烈火のごとく怒り狂う家内も、自身には大甘なのだ。

　そのパソコンを、私の以前の中古のノートパソコンが壊れたので、押し入れから引っ張り出して使っていた。
　5年間も押し入れで眠っていたので、当然内蔵バッテリーは完全放電して用をなさない。

　そんなわけでAC電源接続で使っていた。
　そのパソコンもついに寿命が迫ってきたようだ。
　近いうちに新しいやつを買わなければならない。

　しかし、家内は在宅校正の仕事に必要だが、私はほとんど趣味と時間つぶしが目的だ。
　果たして倹約家の家内の了承はもらえるのだろうか。

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Uber Eatsの老配達員

　ウォーキング途中で松屋ブランチ。
　おなじみビビン丼を注文。
　いつものようにグチャグチャに混ぜて下品にいただく。

　食べている最中にUber Eatsの配達員が入店。
　これが明らかに私より年配の70代くらいのオッサンだ。

　Uber Eatsには年齢、性別制限はないようだ。
　二輪の免許があれば原付きやバイク、なければ自転車だ。
　それによって多分配達範囲が限定され、配達の件数や諸条件によって報酬が決まるのだろう。

　時を戻そう。
　その70代のオッサン配達員だが、白いトレーナーの上にUber Eatsのロゴが入った半袖Tシャツを着ていた。
　黒いリュックにはロゴがなかったので自前のようだ。これも自前の原付きに乗っていた。

　小遣い稼ぎや趣味、あるいは老化予防でやっているのか、はたまた生活のためなのかは判断しがたい。

　若者もすなるといふUber Eatsの配達員なるものを、年寄りもしてみむとてすなり。

　いずれにしても、そこはかとない哀愁が漂っていたのは間違いない。

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