★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

リッケンバッカー

2021年05月08日 18時50分54秒 | 徒然(つれづれ)
 ギターを弾く者なら、だれでも一度は手にしたことがあるエレキギター。
 その昔、グループサウンズ華やかりし頃は、エレキギターなんぞを弾く輩は、西洋かぶれの不良という烙印を押されたものだ。

 そんなわけで、私がエレキギターを手にしたのは、不良じゃなくても弾くものだ、という認識が世間に浸透した、高校一年の頃だ。
 中学生から高校生になる春休みにアルバイトをして貯めた金で、初めてのエレキギターを買った。

 当時の私の憧れだったのは、トップブランドのギブソンやフェンダーではなく、リッケンバッカーのエレキギターだった。
 デビュー当初のビートルズのジョン・レノンやジョージ・ハリスンが愛用していたギターだ。
 洗練されたフォルムのギブソンやフェンダーにはない、粗削りでどこかレトロな雰囲気が売りのエレキギターだ。

 当然そんな高価なものは買えるわけもなく、隣町の楽器店で売れ残っていた、グヤトーンのピンク色のエレキギターを値切って買ったのを覚えている。
 そして今に至るまで、本物を手にしたことはない。故郷と同じく、憧れも遠きにありて思うほうがいいのかもしれない。

 そんなリッケンバッカー、そのものズバリの名の馬が、明日のGⅠレース、NHKマイルカップに出走する。
 このレースは私の競馬人生で一番の思い出のレースだ。

 というのも、2009年のこのレースで三連単238万円の奇跡の大万馬券をゲットしたのだ。
 100円ずつ90点買い、9000円の出費で238万円の配当だから、狂喜乱舞したものだ。

 今回、夢よもう一度で、人気薄のリッケンバッカーを軸にした馬券で、高配当を狙ってみようと思っている。
 


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏読みが必要かもしれない

2021年05月08日 12時31分55秒 | 徒然(つれづれ)
 緊急事態宣言の延長に巷では非難轟々だ。
 SNSでは政府に対する、鬼の首を取ったような非難、批判、誹謗中傷の嵐だ。

 やれ、1年前からなんの進歩もないコロナ対策。
 やれ、ワクチン確保の遅れ、それによる接種の大幅な遅れ。
 やれ、五輪の強行開催や、それに伴う医療従事者の優先確保。
 やれ、菅総理の先の見通しのない、のらりくらり会見。

 突っ込みどころ満載で、国民総評論家の様相を呈している。
 政府のやり方は、まるで噛ませ犬状態だ。

 しかし、ゴールデンウイークを狙った短期決戦が不発に終わり、月末までの延長は、大半の国民は予想していたはずだ。
 それに伴うIOCの"ぼったくり男爵"の来日取り止めもしかり。
 
 そんな一般庶民にもわかるような愚策や無策に公然と政府は走っている。
 何かがおかしいと思うのは私だけか。

 政権に携わる議員、それを支える官僚たちは、我々凡人とはレベルが違う、一流大卒のエリートだ。
 先見の明があり、政治経済に精通したそんなエリートたちが、果たして凡人に突っ込まれるような愚策を平然と講じるだろうか。
 
 そこには彼らなりの勝算があるに違いないだろうし、そうであってほしい。
 彼らからしたら、多少の犠牲は仕方がない、歴史は犠牲の上に作られるものだ、という解釈だろう。

 彼らの先見はたぶんコロナ後の経済だ。
 このコロナ過が何年も続くはずもない。
 彼らの考えの中では、もうすでにコロナ禍は終息しているのだ。
 それに対する批判の矛先を、現在のコロナ禍やオリンピック強行論に振り向けさせているのかもしれない。


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする