★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

あの頃の駅

2021年05月10日 13時17分20秒 | 徒然(つれづれ)
 JRが国鉄と呼ばれていた頃、まだ蒸気機関車が主流だった頃は、どんな小さな駅にも駅員がいた。

 駅舎も小さいながらも、駅員室や窓口があり、待合室にはベンチがあった。
 壁には観光ポスターや防犯ポスターが貼られていた。
 駅の前には必ず蘇鉄が植えられていたり、小さな雑貨屋があった。

 国鉄がJRに名前を変える前後から、小さな駅は無人駅になっていった。
 第3セクターとなった、九州の辺境の実家の近くの駅も、今は往時の面影は消え、駅舎も改札もなく、プラットホームと駅名表示板があるだけの侘しい佇まいだ。

 その昔は、集団就職で都会に出て行く子らも、地元の人々の見送りを受けて、その駅から旅立っていった。
 私も京都の大学への入学時には、ちっぽけなセンチメンタリズムを胸に、その駅から旅立っていった。
 親父のアルバムには、駅舎をバックにした、戦時中の出征兵士の壮行の写真もあった。
 
 今や1時間か2時間に1本の電車が通るだけだ。
 それは国鉄の凋落を物語っているのか、時代の流れを物語っているのか。
 

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眉メイクで男前を上げる

2021年05月10日 12時41分52秒 | 徒然(つれづれ)
 太いゲジゲジ眉毛がトレードマークだったタレントの井上咲楽が、細眉に整えてから、見違える美形になったともっぱらの評判だ。
 現実にテレビで見ると、なるほどなと頷ける。
 それほど眉は顔の印象を激変させる。

 私も真似をしたわけではないが、おじさん眉を整えようと、毛抜きで抜いたり、家内の眉用のハサミで切ったりした。
 左右のシンメトリックを保とうとすると、ついつい抜き過ぎたり、切り過ぎたりで、気づいたら、眉は当初の半分くらいに激減していた。
 熱中すると、木を見て森を見ずで、全体が見えなくなっていたのだ。

 これはしくじったと思ったが、後の祭りで、すぐには生えてこない。
 そこで対策を考え、行き着いたのがアイブロウ・ペンシルだ。

 早速、ダイソーで買い求めて使ってみた。
 これが大正解。
 見よう見まねで眉を描き、濃くなった部分をティッシュでぼかしながら、凛々しい眉に仕上げた。
 ペンシルで描いたとは思えないくらい自然で立派な眉になり、男前が上がった。
 外に出て、人に見られても、まさか男が眉を描いているとは思わないはずだ。

 毎日描くのは面倒だが、1ヵ月くらいでまた生えてくると思うので、それまでの辛抱だ。
 眉でこの程度だから、マスカラやエクステ、チークカラーやリップカラーでフルメイクする女性の変身は推して知るべしだ。


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裏読み PART 2

2021年05月10日 11時01分10秒 | 徒然(つれづれ)
 相変わらずコロナ感染拡大を、半ば傍観している政府。
 東京の感染者数の増加を筆頭に、地方への感染拡大が強まりつつある。
 第4波のピークもそろそろかもしれない。

 そこに見え隠れするのが、オリンピック開催の可否だ。
 国民のほとんどが中止を要望している現状では、どう考えても開催は無理だろう。
 政府も当然そう考えているはずだ。
 昨年はまだコロナに対する認識が浅く、延期で事足りると考えていたのだろう。
 しかし、年末年始のコロナの急拡大で、政府内では中止に舵を切っているはずだ。

 もちろん日本側から中止を申し出ることは、莫大な違約金がらみでできないはずだ。
 ここはなんとしても総元締めのIOCに中止を決断させたい。
 それにより、かなりの規模の違約金が免除されるはずだ。

 コロナ感染をある程度拡大させて、バッハの恐怖心を煽る作戦なのかもしれない。
 その作戦のために、政府と東京、大阪は、表面上、仲が悪い体を装っている。 
 変異株で若い層の感染が増えるかもしれないが、重症化して亡くなるのは高齢者だ。

 やはり政府としては、コロナ対策より経済対策なのだ。
 そこまで見通した菅総理は、なかなかの曲者だ。


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