大食いもスポーツだ

　大食い番組が好きだ。
　テレビではテレビ東京が時折スペシャル番組を放送しているが、You Tubeでは大食い動画が花盛りのようだ。
　ギャル曽根やもえあずを筆頭に、大食いタレントやフードファイターと呼ばれる素人が、一部のファンの間では人気だ。

　大食いイコールデブという昔の固定観念は、今では通用しない。
　みんな中肉中背か痩せている。
　摂取した食物は血や肉とならず、ほとんどが排出されるのだろう。
　
　私は大食いではないし、満腹まで食べると気分が悪くなるほうだ。
　しかし人が食べるのを見るのは好きだ。
　5kgとか6kgの料理を小一時間で平らげる、その食いっぷりは見事だ。

　要は野球やサッカー中継を観るのと同じような感覚で見ているのだ。
　大食いタレントはスポーツ選手で、大食いは一種のゲームみたいなものだ。
　私にできない事を、その能力がある彼らがやっているのだ。
　単純に感心する。

　最近、中国では食物を粗末にしているということで、大食い番組は規制されているようだ。
　別に捨てているわけではないので、Eスポーツみたいな感じで、楽しんではいかがなものだろう。

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