★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

笑えない(笑)

2021年05月22日 23時47分17秒 | 徒然(つれづれ)
 文章の後の(笑)に違和感を感じるのは私だけか。
 wwや絵文字、仲間内のLINEの会話文なら、まだそれほど気にならないが、なんらかの文章の(笑)は笑えない。

 一時期、私は〇〇な人なんです、というのが流行ったが、それと同じような、ケツがモゾモゾする感じが拭えない。
 ああ可笑しい、と自分が笑っているのを表すのか、ねえ、可笑しいでしょう、と笑いに同意を求めているのか、はたまた、ここは笑うところですよ、とご丁寧に教えているのか、いずれにしてもなんか変だ。

 私って、アホなんですよ、と自虐しているのならまだわかる。
 しかしほとんどの場合、そんなことはない。
 ちょっとカッコつけているような、それでいてカッコつかない感じがするのだ。

 (笑)の前の文章にも大して笑える要素もない。
 普通の文章の中に唐突に現れたりすると、少なからず常識のレベルを疑ってしまう。
 (笑)とあえて添えなくても、読むほうは可笑しかったら可笑しいと思う。
 
 しかし(笑)が今や普通のこととして定着しているのなら仕方がない。
 それも時代の流れと、違和感を飲みこんで、諦めるしかないな(笑)
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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コメント
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