競馬が終わり、野球のデーゲームが終わった日曜日の夕方。
サラリーマン時代だったら、明日からの仕事のことを考え、憂鬱の霧が漂い始める時間帯だ。
俗にいうサザエさん症候群だ。
競馬に負け、阪神が負けた時だと尚更だ。
定年退職した今では、そんな気分とは無縁になった。
一時的には条件反射のように憂鬱の芽が頭を覗かせるが、すぐに今は引きこもり年金生活だと気づき憂鬱は霧散する。
明日からも会社へ行かなくていいんだ、というこの気持ちは精神衛生にすこぶるいい。
別に会社や仕事が嫌だったわけでも、人間関係が悪かったわけでもない。
それ以上に引きこもり生活が快適なのだ。
夢の中では、未だにサラリーマンだ。
夜毎の夢には、仕事上の切羽詰った状況がよく現れる。
重要得意先の訪問に遅れそう、会議の資料ができていない、地方への転勤の辞令が出た、等々。
そんな時も、夢から覚めてホッと胸を撫でおろす。
定年退職したあと、出勤や仕事、人との付き合いがなくなり、鬱になったり、ボケたりする人間も少なくないと聞く。
私はそんなことはない。
性格的なものなのか、引きこもり年金生活をそれなりにエンジョイしている。
何事も気の持ちようだ。
サラリーマン時代だったら、明日からの仕事のことを考え、憂鬱の霧が漂い始める時間帯だ。
俗にいうサザエさん症候群だ。
競馬に負け、阪神が負けた時だと尚更だ。
定年退職した今では、そんな気分とは無縁になった。
一時的には条件反射のように憂鬱の芽が頭を覗かせるが、すぐに今は引きこもり年金生活だと気づき憂鬱は霧散する。
明日からも会社へ行かなくていいんだ、というこの気持ちは精神衛生にすこぶるいい。
別に会社や仕事が嫌だったわけでも、人間関係が悪かったわけでもない。
それ以上に引きこもり生活が快適なのだ。
夢の中では、未だにサラリーマンだ。
夜毎の夢には、仕事上の切羽詰った状況がよく現れる。
重要得意先の訪問に遅れそう、会議の資料ができていない、地方への転勤の辞令が出た、等々。
そんな時も、夢から覚めてホッと胸を撫でおろす。
定年退職したあと、出勤や仕事、人との付き合いがなくなり、鬱になったり、ボケたりする人間も少なくないと聞く。
私はそんなことはない。
性格的なものなのか、引きこもり年金生活をそれなりにエンジョイしている。
何事も気の持ちようだ。
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