★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

喋りがピンと来ない

2023年05月10日 21時25分35秒 | 徒然(つれづれ)
 野球界のイチロー、音楽界の矢沢永吉、どちらもその道で頂点を極めたスーパースターだ。
 パッと見、野球選手にしては線が細そうだったイチローと、自分でも言っているように、底辺からの成り上がりの矢沢とは、その環境や生い立ちは違えども、頭を取ってやるという信念は同じで、それを実現した。

 ふたりともファンや同じ業界の人間からはもちろん、異業種の人間からもリスペクトされている。
 もちろん、それらに異論はない。

 しかし、ある違和感が払拭できない。
 それはインタビュー時のふたりの喋りだ。

 イチローは禅問答風で、矢沢は唯我独尊風だ。
 誤解してもらっては困るが、あくまで風で、それもいい意味でだ。

 話している内容は、取り立てて珍しいことでもないのだが、それを独自の言い回しで言葉にする。
 専門用語や難しい言葉を使うわけではないが、やや的からズレた比喩や、意識したような微妙な間がしばしば見られるのだ。
 まっすぐ目を見ながら、平凡なことをまわりくどく言われてもなあ。

 いろいろ伝えようとする努力はわかるが、スーパースターたる威厳も崩さないようにしなければならない、という責任感もあるのだろう。
 もっと普通に、簡単にわかりやすく話せばいいのになあ、と思うのは私だけだろうか。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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懐かしの中華屋

2023年05月10日 19時44分31秒 | 徒然(つれづれ)
 コロナ禍の折に、飲み会が激減し、ひとりでのチョイ飲みが浸透した。
 牛丼チェーンやファミレスも、ここぞとばかりに力を入れ出した。

 かく言う私も、ブランチ時に王将やガストで、餃子やランチをアテに生ビールを飲んだりしている。
 チョイ飲みには、やはり中華がよく合う。
 それも王将などのチェーンより、町中華がピッタリだ。

 町中華といえば、在職中、会社の近所の中華屋によくランチを食べに行ったものだ。
 50代後半の夫婦と30代前半の息子がやっていた、カウンター7席、4人掛けテーブル2卓の店だ。
 お世辞にもきれいとは言えない店内だったが、味は折り紙付きで、ランチタイムはいつも大盛況だった。

 その店のいいところは、卓上に調味料セットが置かれているところだ。
 餃子用の醤油や酢やラー油はもちろん、胡椒や唐辛子、ニンニク味噌や山椒、塩、ウスターソース、果ては味の素まで常備されていた。

 特に嬉しかったのがウスターソースだ。
 九州出身の私はウスターソース党で、チャンポンや皿うどんはもちろん、ラーメンや揚げ物、炒飯やカレー、天ぷらにまでかける。
 その中華屋は、味には自信があるはずなのに、そこは客個人の味覚を優先し、あえて調味料を置いていたのだろう。

 そんな謙虚さが客を呼び、繁盛していたにもかかわらず、その店は惜しいことに閉店してしまった。
 今日びのラーメン屋の勘違い頑固オヤジに、爪の垢でも煎じて飲ませたかったなあ。


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今日も元気だ、煙草が旨い

2023年05月10日 15時36分37秒 | 徒然(つれづれ)
 最近、コンビニで煙草のクーポンをもらったり、ネットの懸賞で当たったりで、いろんな銘柄の煙草を吸っている。
 嫌煙意識の高まりで、巷の喫煙率が大幅に下がっているが、私は相変わらず、今日も元気だ、煙草が旨い、のアナクロ人間だ。

 コンビニのカウンター後ろの棚にも、未だに煙草はズラリと並んでいるではないか。
 それらの煙草だが、低タール、低ニコチンの銘柄が増えている。

 JTはそれで、ライトな煙草ですよ、健康被害も少ないですよ、と宣伝しているようだ。
 私に言わせれば、ニコチンやタールの含有量を減らしても、五十歩百歩、焼け石に水だ。

 煙草のライトとヘビーの違いは、ニコチンやタールの含有量ではなく、煙草葉の詰まり具合だ。
 ヘビーな煙草は葉が詰まっていて、結構な吸引力を要するし、吸ってもなかなか減らない。
 ピースやホープ、アメスピなどがそうだ。

 ライトな煙草は、葉がスカスカで、フィルターを下にしてトントンと叩けば、5、6ミリは詰まる。
 ふかすだけなら、ライトな煙草もいいが、肺まで吸い込むのなら、やはりヘビーな煙草に限る。
 健康被害など、残りの寿命を考えると、吸い続けても大したことはないはずだ。


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加齢による身体の変化

2023年05月10日 15時07分45秒 | 徒然(つれづれ)
 最近よく、ドアや柱に肘や足の小指をぶつける。
 痛みはコンマ何秒か遅れてやってくるので、ぶつけた瞬間は、襲ってくる痛みを思って、絶望的な気分になる。

 これが痛いのなんのって。
 加齢による空間把握能力が減退している証拠だ。

 ペットボトルからコーラを飲む時には、口に適量を含んで、ペットボトルから口を離して飲み下すようにしている。
 ペットボトルを口につけたままゴクゴクとやると、しばしば気管に入りむせてしまうからだ。

 ウォーキング中に脇道から人が出てくると、とっさに避けようとして足元がフラついてしまう。
 昔だったら、華麗なステップで難なく避けられたのに、今はそうはいかない。
 また、途中のコンビニで煙草一服後に歩き出すと、ニコチンやタールの影響か、これまたフラついてしまう。

 駅のエスカレーターに乗る時は、瞬時立ち止まり、ステップを合わせる。
 それに手すりを持たないと、後ろにひっくり返りそうな不安にかられる。
 若い時は無意識に乗れ、手すりも持ったことはなかった。

 それらの現象は、定年退職後に顕著になった。
 歳をとるということは、そういうことだ。
 

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