★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

食品今昔物語

2023年05月30日 20時42分19秒 | 徒然(つれづれ)
 現在普通に食べている食品で、子供の頃に食べていたものと大きく変化したものがいくつかある。
 思いつくままに列挙してみる。

 1.ベーコン
  子供の頃、ベーコンといえば鯨のベーコンだった。
  大学生になるまで、本物のベーコンが豚肉だとは知らなかった。
  当時は豚肉より鯨肉のほうが断然安かったのだ。
  今では一周まわって、鯨のベーコンのほうが豚肉ベーコンより高価だ。

 2.ハム、ソーセージ
  ハムやソーセージも、魚肉ハム、魚肉ソーセージしか食べたことがなかった。
  それもほとんどが「まるは」の大洋漁業の商品だった。
  ハムやソーセージは、豚肉が主原料というのは薄々気づいていたが、食卓に上るのは魚肉ハム、ソーセージだった。

 3.ハンバーグ
  これもハムタイプの畜肉、魚肉の混合加工品で、ハムとソーセージの合いの子みたいな食感で、包丁でカットして焼いていた。
  私は結構好きで、高校時代の弁当のおかずのメインがこれだった。
  手捏ねハンバーグは晴れの日のご馳走だった。
  今もハムステーキタイプや成型肉タイプがあるが、あの頃と同じタイプのものはないようだ。 

 4.天ぷら
  私の田舎では天ぷらといえば、さつま揚げのような練り物だった。
  今でも天ぷらといえば、これが最初に頭に浮かぶ。
  本物の天ぷらは、ハンバーグ同様、晴れの日の食べ物だった。
  今は、のり弁に入っているちくわ天という、練り物を揚げた、わけの分からない天ぷらもある。

 5.ヨーグルト
  今のブルガリア・ヨーグルトタイプではなく、牛乳瓶に入った、ヤクルトよりちょっと茶色味がかった飲料だった。
  牛乳配達の兄ちゃんが、毎朝、牛乳と一緒に配達していた。

 6.コーヒー
  ドリップやサイフォンで淹れたコーヒーではなく、粉状や顆粒状のインスタント・コーヒーだった。
  喫茶店のコーヒーを初めて飲んだのは、大学に入学してからだ。
  ちなみに、コーヒーはあまり好きではないので、ほとんど飲まない。
  
 上記6品は、昭和レトロの食品と言っても過言ではないだろう。


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