★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

諺を実感する年頃

2023年05月31日 11時10分40秒 | 徒然(つれづれ)
 歳をとると、それまで聞き流していた諺を実感するようになった。

 光陰矢の如し
  今日で5月も終わりだ。
  寒い寒いと言っていたのが昨日のことのようだ。
  月日の経過の体感速度は、若い頃の2倍、3倍、いやそれ以上かも。
  日々は死へのハイウェイだ。

 過ぎたるは及ばざるが如し
  昔の調子で2軒、3軒とハシゴ酒すると、泥酔して記憶をなくしてしまう。
  当然、翌日はひどい二日酔いに悩まされる。
  わかっちゃいるけど、酒が入ると理性のストッパーはユルユルだ。

 年寄りの冷や水
  意を決して、エスカレーターを使わず階段を上ると、途中で息切れしてしまう。
  下手をすると、足がもつれ躓きそうになる。
 
 去る者日々に疎し
  在職中に一緒に仕事をした連中の、顔は覚えているが、その名前が思い出せない。
  会社や仕事の人間関係はその場限りのもので、終生の知己にはなれないものだ。

 後悔先に立たず
  あの時ああしていれば、あるいは、ああしなかったら、が今になって思い返される。
  若い時ならば、それを反省、学習してその後に活かせたが、今となっては活かせるその後はない。

 三つ子の魂百まで
  性格や性質は子供の頃とほとんど変わっていない。
  やっていることや考えることのスタイル、二者択一や日々の小さな決断の方向性は、我ながら笑ってしまうほど昔と同じだ。

 考えたらまだまだありそうだが、キリがないのでこの辺で終わりとしよう。
  

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
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