★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

哀愁のスナック

2023年06月24日 13時52分50秒 | 徒然(つれづれ)
 昨夜は定例のたそがれオヤジ飲み会。
 今回は懐かしの天満で開催。
 宝塚記念の話やウダ話、噂話に花が咲く。

 二軒目は行きつけのスナックが予約で満席のため、隣のスナックのママの呼び込みに応じて入店。
 昭和を彷彿とさせるレトロ調の雑然とした風情は、今時の小洒落たスナックとは対極をなす。

 滞日歴45年の70代後半の台湾人のママがひとりでやっていて、つまみは特売品らしい菓子やナッツ類、おしぼりはソフトケース入りのウェットティッシュ。
 その時代錯誤感というかタイムスリップ感は、ママの苦労が偲ばれる来歴と相まって、遠い記憶の底の物悲しさを甦らせる。

 客は70代後半のくたびれたオッサンと60代前半の韓国女性で、どちらもひとり客。
 まさに哀愁のスナックだ。

 焼酎のボトルが3、4種類カウンターに出されていた。
 焼酎が苦手の私はソーダ割にふたくち、みくち、口をつけただけだったが、朝起きてからも嫌な後味が残っていた。
 
 空気を読んで懐かしの昭和歌謡を熱唱。
 たまには一見で入るスナックもいいもんだ。

 

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