★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ああ、青春

2023年06月27日 14時41分07秒 | 徒然(つれづれ)
 青春。
 昔も今も、その言葉の輝きは廃れない。
 それは若さの象徴であり、少年から大人への過渡期、人生におけるもっとも多感な時期だろう。

 夢や情熱、期待や不安、羞恥や怒り、そんな感情のカオスが渦巻く、いわば激動の時期だ。
『青春とはなんだ』、『これが青春だ』、『飛び出せ青春』、その昔そんなドラマがあったが、今思い返すと、それらは青春のほんの一場面だった。

 私にも青春と言える時期が確かにあった。
 それは私にとっては大学時代だ。

 親元を離れてのひとり暮らし、古い田舎の慣習からの卒業、新たな出会いや経験、葛藤や挫折、溢れる情報、形成される自身の価値観や方向性、それらはまさに、青春というコラージュを形作る重要な断片だった。

 高校時代は青春より前、あるいは青春準備期間、社会人になると青春の終わり、青春より後と定義付ける。
 青春を今ではアオハルなどと茶化すが、青い春があれば、緑の春や赤い春があってもいいだろう。
 
 青を青空の青と仮定するならば、緑は青空前の新緑の季節か。
 緑が萌え出す青春より前だ。
 それを緑春と言おう。

 赤は夕焼け空か。
 青春より後の社会人時代は、人生の長い夕焼けかもしれない。
 そう、それが赤春だ。

 ちなみに高校時代より前は白春と言おう。
 何にも染まっていない子供時代だ。

 古代中国の五行思想では、人生を青春、朱夏、白秋、玄冬と分けたが、私は白春、緑春、青春、赤春と分けることにしよう。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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SF小説は何処へ

2023年06月27日 12時58分17秒 | 徒然(つれづれ)
 読書がまだ娯楽の一部だった小学校低学年の頃、私の愛読書は、親が買い与えた「少年少女世界の文学全集」だった。
 子供の私は、そんな物語に感情移入し、いろんな想像を膨らませていた。

 小学校の3年か4年の時に、学校に図書館ができた。
 そこで何げなく手に取って読んだ、ある小説に私は衝撃を受けた。

 それは『地球最後の日』というSF小説だった。
 当時はSFという文言は一般的ではなく、空想科学小説と謳っていた。
 物語は、宇宙から飛来してきた天体が地球に衝突することが確実で、選ばれし人々がロケットで地球を脱出するという内容だ。

 世界の文学にはない設定や、地球が消滅するというトンデモなストーリーは新鮮だった。
 漫画やテレビドラマの世界をも凌駕した、その圧倒的なスケールに子供の私は驚愕した。

 それ以来、私はSF小説の虜になり、図書館にあった『月世界旅行』、『失われた世界』、『タイムマシン』、『海底二万マイル』などを読み漁った。
 当時は怪獣映画の勃興期だったが、SF小説に比べると、子供騙しの感が否めなかった。
 名作といわれるSF映画も、映画として観る分には楽しめたが、SF小説の世界観の半分も表現できておらず、私にとってはイマイチ物足りなかった。

 中、高生の頃には、ウェルズやアシモフ、クラークやハインラインなど、SF界を代表する作家の作品を好んで読んだものだ。
 大学生になると、ハードSFと呼ばれる、ある意味、科学的な根拠も随所に取り入れた、リアリティもどきのある分野に好みは移った。

 今でも、たまに本屋に入ると、足は自然とSF小説の棚に向くが、如何せん、そのスペースはほんの申し訳程度で、目を引くタイトルはない。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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マクド雑感

2023年06月27日 11時39分15秒 | 徒然(つれづれ)
 先日マクドでバリューセットの株主優待券を拾った。
 今日はそれを使って、ベーコントマトの肉厚バーガーセットの、フライドポテトとコーラをサイズアップして910円也を注文。
 なんのトラブルもなく、スムーズに無料で商品にありつけた。

 フライドポテトは日頃、安いセットに付いているSサイズしか食べていなかったので、Lサイズのボリュームにビックリ。
 Sサイズのゆうに3、4倍はある。
 ビールのつまみには最適だが、ビールがないと喉を通らない。
 食べても食べてもなかなか減らない。高齢者はそれだけで1回分の食事になりそうだ。

 午前10時半過ぎのマクドは、閑散としていて、客はほとんどがテイクアウトだ。
 それもスマホ決済で、日頃の私のような現金決済は少数派だ。
 近い将来、ファーストフード店は、スマホがないと入店できないようになるかもしれない。

 あと、目立つのがウーバーイーツの配達員だ。
 マクドには専用の配達員もいるが、ウーバーイーツの需要も多いようだ。

 その配達員は、年金受給にはあと4、5年といった、哀愁の年配者も少なくない。
 制服ならまだしも、ほとんどがキレイとは言い難い私服なので、衛生面が気になるところだ。
 

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