★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

プリゴジン次なる一手は

2023年06月26日 15時44分56秒 | 徒然(つれづれ)
 ワグネル率いるプリゴジンの乱は、政争、スパイ小説並みに興味深い。

 ヤフー掲示板は、巷のにわか評論家の意見が飛び交って、なかなかに面白い。
 消息不明、もはや消されている、ベラルーシには行かない、ウクライナに寝返る、などトンデモ意見や憶測が盛りだくさんだ。
 プリゴジンをブリゴジン、プリコジン、ブリコジンなどと誤記している投稿は、素人評論家ゆえのご愛嬌か。

 プーチンに反旗を翻したのだから、当然、抹殺命令が出ているはずで、本人も承知のはずだろう。
 それゆえ、マスコミに所在を明らかにするとも思えない。
 戦争のプロということは、戦略、政争の手練手管も相当なものと思われる。

 そんな人間の次の一手を固唾を飲んで見守るのが、われわれ傍観者のあるべき姿だろう。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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旅立ちの日

2023年06月26日 14時41分14秒 | 徒然(つれづれ)
 誰しも人生において旅立ちの日があるだろう。
 私の旅立ちの日は、昭和48年4月初めの、大学生活を送るために、九州の辺境の田舎から京都へと旅立った日だ。

 その日の夕方、私は田舎の駅でひとり夜行列車を待っていた。
 雑草が生い茂る引き込み線の向こうには、風雨に晒され朽ち果てたコンテナが打ち捨てられていた。
 閑散とした駅のプラットホームには、2、3人の乗車待ちの客がいるだけだった。

 両親の見送りも断り、友達にも連絡せず、私はひとりで故郷に別れを告げたかったのだ。
 映画で観たことのあるような、小林旭の渡り鳥が、ギターとボストンバッグを傍らに、北へ向かう列車を待つシーンに似ていた。
 もうこの田舎町には帰れないのだという錯覚に陥り、センチメンタルな気分になって、殺風景な風景を目に焼き付けておこうと思った。

 高校まで暮らした田舎町を離れて、都会の京都へと旅立つ心の中には、独り暮らしの大学生活に対する期待と不安が渦巻いていた。
 18歳の私にとって、まさに青春の旅立ち、大人への階段を上るような心境だった。

 夜行寝台特急『あかつき』は静かにホームに入ってきた。

 デッキの階段を上り、指定席を確認し、シートに腰を下ろして窓の外を見ると、改札口で母親と祖母が手を振っていた。
 その後ろには父親が所在なげに立っていた。
 思わず涙腺が熱くなったが、私は知らぬふりをして駅舎の上の空を見ていた。
  

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競馬の思い出

2023年06月26日 13時37分29秒 | 徒然(つれづれ)
 春のGⅠシリーズの掉尾を飾る宝塚記念も終わり、中央競馬も今週から後半戦、夏競馬に突入だ。
 GⅠシリーズは昨年の春から連敗が続いている。

 私が競馬を始めたのは大学3回生の時からだ。
 クラシックレースや今でいうところのGⅠレースも、ほとんど意識していなかった。
 当時はアラブ馬やサラ系といわれる、サラブレッドとアラブの混血のレースが主流だった。
 ダービーなどは28頭立てという、今では信じられないほどの多頭数で行われていた。
 
 鉄火場のイメージがあった、競馬場へ行くほど熱を上げていたわけでもなく、気が向いた時に、京都祇園の場外馬券売り場へ馬券を買いに行っていた。
 現在のような券売機やマークシートなどはなく、発売窓口のオバちゃんに買い目を口頭で伝えていた。

 券種も単勝、複勝、枠連の3種類しかなく、場外では特券(1000円馬券)単位でしか買えなかったので、メインレースを枠連3、4点で買っていた。
 それでもなかなか当たらなかった。

 今では三連単まで券種が複雑化して、GⅠは三連単で20点、30点と買うも、当然ながら、なかなか当たらない。
 しかし枠連は4点買いで、あの頃のハズレが嘘のように、50%の確率で当たるようになった。
 いかんせん、配当が低いので、大した儲けにはならない。

 その競馬を私が半世紀にわたって趣味として続けられたのは、馬券が当たった時の喜びより、予想すること自体が性に合っていたからだ。
 通算では1000万円以上負けているが、当然、その実感はなく、記憶に残っているのは、高配当をゲットしたシーンだけだ。

 秋のGⅠシリーズまでの夏競馬は、オープン戦と位置づけて、初心に返って枠連でシコシコと遊んでみよう。
 

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