夏本番に突入

　夏は四季の中でモスト･フェイバリットなシーズンだ。
　冬の寒さ、春の心許なさ、秋の虚しさ、それらすべてを凌駕する、突き抜けた暑さがたまらない。

　まわりは暑いのが苦手な人間ばかりだが、私は熱中症や夏バテなどとも無縁の、ヒートアイランド大好きの夏男だ。
　みんな暑さに抵抗しようとするからダメなんだ。
　身を委ねたらいいんだ。
　汗をかくのは健康にもいいし、黄昏時に飲むキンキンに冷えたビールが旨いじゃないか。
　
　夏は恋の季節だ。
　派手な柄のスリムパンツに、ジミ･ヘンドリクスのプリントTシャツを合わせて、中折れ帽を小粋に被り、街へ繰り出そうぜ。

電子出版や恐るべし

Amazon Kindle Store にアップした拙著が10冊に達したのは既報の通り。

　その10冊を自費出版していたら、ウン百万円の費用がかかったに違いない。
　Amazon Kindleのダイレクト･パブリッシング (KDP) は出版費用が無料、印税率が驚異の35%だから、私のような貧乏作家が大挙、自著を出版していると思われる。

　しかし中には、書籍データの登録がうまくいかないという声を、ネットで多数見かける。
　それに対する解決案も紹介されているが、結構、複雑な解説になっているので、どの程度の著者が問題を解決できたかは疑問だ。
　ネットだから、意識しないようなケアレスミスで、登録ができないのかもしれない。

　私の場合は、最初の著書から、何の問題もなくスムーズに登録できた。
　逆に、簡単過ぎて、どんな問題が存在しているのかもわからない。
　説明に沿って入力、アップロードすれば、簡単に出版できるはずだ。
　やっぱり、持っている運の差なのかな。

有料競馬予想広告

　競馬ファンで、年間プラス計上している人間はどれくらいいるのだろう。
　パレートの80:20の法則からいえば、20パーセント程はいるのだろうか。
　私の実感では数パーセント程度だと思われるが、いかがなものだろう。

　圧倒的に多い負け組だが、馬券を買うのを止められないのが競馬ファンの性だろう。
　そんな競馬ファンに向けた必勝法の広告が、スポーツ紙やインターネットで花盛りだ。
　スポーツ報知でも全面広告を打つ予想会社がある。
　そんな広告費を払えるくらい儲かっているということだろう。
　ということは、その広告に乗って、予想や必勝法を買う競馬ファンが大勢いるということだろう。
　普通の人間がその類いの広告を見ると、胡散臭いことはひと目でわかるはずだ。
　第一、当たる予想や必勝法があるのなら、それをわざわざ他人に教えたりはしないだろう。
　自分で馬券を買って、巨万の富をゲットするはずだ。

　溺れる者は藁をもつかむと言われるように、競馬にハマってにっちもさっちもいかない人間が、広告の甘い誘惑に乗っているのに違いない。
　要は騙されているのだ。
　何事ものめり込み過ぎると、ろくなことはない。

【競馬】大波乱のはずだった函館記念

　昨日の函館メインレース、函館記念は、私の経験から大波乱の馬券が飛び出すはずだったが、中波乱に終わってしまった。
　私が追い続けている大波乱のセオリーは、馬名の頭文字が同じ馬が4頭出走し、同じ枠に2頭が入った時に、4頭の内の3頭で決まるという説だ。

　函館記念には、マデイラ(16番人気)、マテンロウボス(5番人気)、マイネルミラノ(3番人気)、マイネルフロスト(10番人気)の4頭が出走し、マテンロウボスとマイネルミラノが同枠だった。
　三連単ボックスで24点、最高オッズはマデイラ→マイネルフロスト→マテンロウボスの234万円だ。
　結果、マイネルミラノは1着に来たものの、マデイラ4着、マテンロウボス13着、マイネルフロスト12着と大ハズレだ。
　
　いずれにせよ、今後の確率が上がったものと考えて、前述のパターンが来た時には買い続けるつもりだ。
　競馬で高配当をゲットしない限り、高齢者再雇用契約社員の未来はない。

拙著『役職定年』無料キャンペーン実施中

拙著「役職定年･･･浅き夢の終わり」をAmazon Kindle Storeにて、7/18 17:00～7/23 16:59までの期間、無料キャンペーン中です。

　ほとんどのサラリーマンに待ち受ける役職定年という、会社員人生の秋。
　他人事だと思っていても、それは必ず訪れるのだ。
　その時あなたはその現実を、どう受け止め、どう立ち向かっていくのか。
　サラリーマンの勲章であり拠り所であった役職を解かれ、平社員に逆戻りしたあなたは、年下の上司の下で、今までどおり働けるのか。
　今までと同じレベルの生活を維持できるのか。
　妻や家族、会社の部下はそんなあなたをどう思うのか。

　役職定年を境に、主人公の生活は一変する。
　どのような変化が訪れるのかは、あなたの目でお確かめください。
　全サラリーマン諸君に捧げる筆者渾身の一作を、ぜひこの機会に無料でお楽しみください。

蝉時雨

　夏の風物詩、蝉時雨。
　特に夏の昼下がりはうるさいほどだ。
　
　しかし私は年中蝉時雨を聞いている。耳鳴りだ。
　数年前に気づいたのだが、夏が終わって秋の夜長に、蝉時雨が聞こえたのだ。
　うるさいなあ、と思いながら、ちょっと待てよ、今はもう秋、誰もいない海じゃないか、と、はたと気づいた。
　
　その耳鳴りは、真冬でも布団に入って意識すると聞こえる。
　普段は気にならない耳鳴りも、静寂の中ではすごく気になってしまう。
　生活に支障はないが、最近どうも難聴気味で、耳鳴りと関係があるのかとも思うが、真相は定かではない。
　暇な時に耳鼻科に行ってみよう。

NATOストラップ到着&装着

　先日注文していたNATOストラップが届いた。NATO軍御用達のミリタリー時計バンドだ。

　早速、タイムトラベルORISに装着。
　過去の遺物のORISが、見事に現在に蘇った。
　
　ミリタリー感たっぷりの、なかなかの風情だ。
　偶然にも文字盤の蛍光色の数字が、ストラップのカーキ色とシンクロしていたのも何かの縁か。
　まさにベスト･マリアージュだ。

　このストラップ、軍用だけあり、ベルト幅さえ合えば、どんな時計にも装着でき、また、どんな手首の太さにも調節可能な優れものだ。
　あらかじめ長めに作られているので、余った分を折り返して、ちゃんと留める金具がついている。
　この何とも大雑把で半端な感がクールだ。

ジェンダーフリー

　昨夜、行きつけのワインバーでひとりで飲んでいた時の話。
　ふたりの新客が入ってきたんだよね。
　お笑い芸人のザ･タッチみたいな風体の、似た者同士の客なんだ。
　思わず、幽体離脱～なんて言いそうになったけどね。
　二軒目らしく、ひとりはかなりのハイテンションで、もうひとりは酩酊状態さ。

　で、このふたりがゲイのカップルなんだよね。
　おネエ言葉全開のマシンガントークは、それなりに面白いんだよね。
　ワインバーには数ヶ月前に一度来たことがあるらしく、その時にママに面白い店を紹介されたらしいんだよね。
　それで、昨夜はその店に行ってからの帰りだったみたい。

　その店というのが、レズビアンのママと女の子がやっている飲み屋らしいんだよね。
　漏れ聞くところによると、その店ではあまりテンションは上がらなかったらしいね。
　ゲイカップルとレズカップルというのは、お互いに意気投合というわけにもいかないみたい。

　僕はジェンダーフリーの思想には賛成なんで、違和感はないけど、ゲイやホモよりは、見た目女のニューハーフや女装子のほうが取っ付きやすいね。
　いずれにしても、芸能界を筆頭に、巷でもジェンダーフリーの波は顕著で、日常生活のシーンで見かけることも、稀ではなくなってきているみたいだね。

下手な競馬も、また楽し

　土日はやっぱりやってるね。何をって？　もちろん競馬さ。
　40年以上も続けてるけど、まったくもって飽きないというか、懲りないね。
　高配当を当てるという目的もあるけど、今はどちらかというと、予想を楽しむスタンスに変わってきてるね。

　土日は、朝起きて、コンビニにスポーツ報知を買いに行くのが日課だね。
　巨人のファンじゃないけど、報知は競馬面が別綴じになっていて、出馬表も長年慣れ親しんでいるから、見やすいんだよね。
　で、朝からメインと準メインレースの予想に没頭さ。
　これが結構楽しいんだよね。競馬ができる幸せみたいなものさ。
　予想の仕方は、自分で決めてるファクターを、横並びにチェックして、ポイントを付与していくんだ。
　最後に各馬のポイント集計をして、買い目を決定するわけね。
　
　GⅠレース以外は、基本、三連複で買うんだけど、なかなか当たらないね。
　まあ、外れるのにはもう慣れてるから、どうってことないけどね。
　競馬狂いというわけでもないから、継続して買うけど、生活費を注ぎ込んだり、借金したりすることはないね。
　あくまで小遣いの範囲で楽しんでるよ。

　年に数回、10万円オーバーの高配当をゲットすると、それまでの負けは全部忘れて、散財しまくってるよ。
　悪銭身に付かずだね。
　多分、年金生活になっても、頭が働く限りは競馬はやめないだろうね。
　そのうち、競馬を題材に小説の1本でも書いてみようかな。

懐かしのスミス&ウェッソン

　ミリタリー･ウォッチをネットで検索して、行動ターゲティング広告が、表示されるようになったのは先日既報の通り。
　そして昨日、3,000円弱の安いミリタリー･ウォッチが広告表示された。
　
　Smith & Wesson(スミス&ウェッソン)というブランド名が、半世紀の時を越えてフラッシュバックした。
　私が中学生の頃、一時ハマっていたモデルガンのブランド名だ。
　S&Wチーフスペシャルという回転式弾倉の、所謂、リボルバータイプの拳銃だ。
　もちろんコピーで、銃器メーカーのS&W社が作っていたわけではない。
　漫画雑誌の通販のカラーページに、ズラリと並んだモデルガンの中で、ワルサーやルガーなどのオートマチック拳銃と違い、ひときわアナログ的な形状が私のお気に入りだった。
　リボルバーという言葉が妙に頭にこびりついて、ビートルズのアルバムや佐藤正午の小説とシンクロした。
　
　さて、行動ターゲティング広告のミリタリー･ウォッチだが、安物でも正真正銘のS&W社製だ。
　長いことご無沙汰していた親戚に会ったような懐かしさだ。
　でも買わない。私がハマったのはモデルガンであって、腕時計ではない。

男のストロング

　男は強くあれ、と言われたのはいつの時代だろう。
　今時そんなことを言うと、やれ男女差別だ、セクハラだと非難されそうだ。
　今はどう考えても女のほうが強い。
　女が強くなったのか、男が弱くなったのか、どっちだろう。
　たぶん男が弱くなったのだろう。

　男と同じく、弱くなったものがある。
　煙草だ。
　嫌煙運動の高まりに伴い、ニコチン、タールの量を減らした、マイルドやライトなどという軟弱な煙草が世に溢れている。
　逆に煙草と同じくらい身体に悪そうな酒は、純度や度数の高いストロング･タイプなるものが発売されている。
　コーラだってそうだ。強炭酸、超炭酸といったヤツが出てきている。

　JTもここは開き直って、ストロング･タイプの煙草を出したらどうだろう。
　ピース･ストロングとかワイルド･セブンとかヘビー･ホープとかね。
　CMも昔の菊正宗を真似て、「軟弱な煙草が多いとお嘆きの貴兄に、超強力なピース･ストロングを贈ります」なんてね。
　昔は、大手新聞の全面広告で「今日も元気だ　たばこがうまい!」なんて大々的に謳ってたもんだよ。

祇園祭らしい

　京都の夏のビッグイベント、祇園祭が始まったようだ。今夜は宵々山だ。
　
　大学の5年間と、就職してからも6年ほど京都に住んでいたが、祇園祭に行ったのは大学1回生の時の宵山と、就職1年目の山鉾巡行の2回だけだ。
　生来の出不精と人込みが嫌いな性分なので、先輩や友人の強制連行以外は行ったことがない。

　祭以外も、国内外問わず、旅行や、遊園地とかコンサートなど、遠出や人の集まるイベントは苦手だ。
　でも往年のスーパースター、例えば、ポールやストーンズ、マドンナあたりだと行くけどね。それも京阪神圏内ね。
　旅行やイベントは、若い時は、まわりに流されて付き合っていたが、40代になって以降、いろいろ理由をつけて断っている。
　
　旅行が嫌いと言うと、ちょっとした変人扱いされるが、人それぞれの好みは尊重されるべきだ。
　わざわざ高い金を出して、窮屈なエコノミーシートで、10時間以上もかけて外国へ行くなど、ご免蒙りたいものだ。
　今日びグーグルアースやネットでも、現地の情景は観られるじゃないか。

1曲だけでいいんだ

　夏はウクレレのシーズンだ。ご無沙汰だった練習も再開した。
　
　新しい課題曲をYou Tubeで探すと、夏にピッタリの曲が見つかった。
　ベンチャーズの「ダイアモンド･ヘッド」だ。あのテケテケテケテケがかっこいい。

　早速、動画を見ながら耳コピにチャレンジするも、音数が多い上、指のポジションがわかりにくい。
　それで楽譜を検索すると2,700円もする。
　10数曲入っているが、欲しいのは1曲だけだ。1曲のために2,700円も出すのはもったいない。
　
　無料の楽譜や1曲だけの楽譜は見当たらない。
　まるでマイクロソフトの抱き合わせ販売だ。
　
　とりあえず、動画を参考に繰り返し練習するしかないか。

タイムトラベルORIS

　先日、腕時計を買い換えようと思う、と書いたが、気が変わった。
　というのも、机の中のガラクタ箱を整理していたら、20年程前に、ベルトが切れて放置していた時計が出てきたのだ。
　すっかり忘れていた。まさに20年の時の流れを、タイムトラベルしてきたようなものだ。
　
　その名もORISポインターデイト。スイスの名門の手巻き時計だ。
　ミリタリー調で、ボーイズサイズはカジュアルシーンにピッタリだ。
　ネットで調べると、当時の価格で2万円ほどだ。
　今回買おうと思っていたヤツの3倍ほどの値段だ。

　とりあえず、ネジを巻いて1日置いてみたが、20秒ほどの誤差で、至って快調だ。さすがはスイスメイド。
　早速、NATOストラップのカーキ色の時計バンドを、ネットで検索して、税、送料込539円という市販の3分の1程の最安値で注文。
　SEIKOにせよ、TIMEXにせよ、早まって買わずによかった。
　何事も思いついて行動するまでに、熟成(熟考)期間を置くのが肝心だと、改めて思った次第だ。
　
　余談だが、今、私のパソコンは検索するたびに、SEIKOとTIMEXのミリタリー時計の広告が表示される。
　この2、3日、価格の検討のため、そればっかり検索してたもんなあ。
　行動ターゲティング広告や恐るべしである。

SEIKO vs TIMEX

　腕時計がヘタってきたので、買い換えようと思っている。
　ネットで検索して、対象を3種類まで絞り込んだ。
　
　SEIKO-5の並行輸入のミリタリー調のSNKN33K1と、TIMEXのエクスペディション･スカウト･メタルと、同じくオリジナル･キャンパーだ。わかる人にはわかると思う。
　SEIKOのSNKN33K1はTIMEXエクスペのコピーだが、自動巻きで、本家はクォーツ。キャンパーはホンマもんの軍用時計の復刻版だ。値段はネット最安値でいずれも7,000円前後。
　
　信頼のSEIKOか、クールなTIMEXか大いに悩むところだ。
　ロレックスやオメガ、グランドセイコーで悩むお金持ちとは違う、別次元の悩みなんだけどね。
　いうなれば、子供が玩具屋で、どのプラモデルにしようか悩むのに近いものがあるかな。