新しい国立競技場のことだが、半ば強引に建設費用が2520億円に決まってしまった。
最終的には3000億円を超えるだろうし、維持費の下敷きになるのも確実。
国民の8割があんな規模の施設は不要と言っているのに…。
加えて財源も確定していないのに、見切り発車してしまった。
この判断を経て、国民には最小の負担にするように配慮すると文科大臣は言ってはいるが、やがて状況が逼迫してくれば、国民にしわ寄せが来るに違いない。
またその頃には違う文科大臣だろうし。
どう考えても赤字の垂れ流しになるのは確実であり、監督官庁の文科省は民間による運営も仄めかしているが、現実を考慮すると受け入れる企業や組織はないだろう。
はっきり言って天文学的な数字が並び、現実からかけ離れる一方だ。
着工前から責任問題が揶揄される曰く付き施設になってしまった。
まったくバカげている。
スポーツ行政を司る文科省があんなにバカで無責任ならば、日本のスポーツ(行政)の行く末は五里霧中になるに違いない。
明かりが見える可能性があるなら、民間思考による大胆な発想と実行による打開であろう。
しかし、民間には人材面、財務面で限りがあるため、進みも牛歩のようになる。
これでは従来と何ら変わらず、何のための五輪であり、スポーツ庁の設立なのかということになる。
今回の東京五輪開催は日本のスポーツにおける大飛躍のラストチャンスだと考えていた。
しかし、メイン会場である国立競技場の建設費用で躓きを見せ、修正することなく、グタグタになってしまった。
おそらく、ほかの部分でも綻びを見せていくだろう。
行政ゆえ仕方がないのだろうが、ハードの優先、そして見える化に固執するばかりに、本質を見失っているように映る。
そして、関係者が大なり小なり割りを食う。
選手や指導者などはその最たる者である。
やはり必要なのは、有機的・建設的な組織づくりや環境整備などのソフト面の充実であって、事ある度に関係者には伝えてきた。
しかし、そうなる気配はほとんどないし、将来展望も描けない。
仕事柄、これらに関連する話もあるのだが、先々が思いやられるし、テンションも下がるばかりだ。
もし受け入れたのなら、最終的に貧乏くじを引かされそうな気がする。
一連の報道や業界内の噂を聞くにつれ、どこかで一線を引く(辞退する)べきだと、気持ちが固まりつつある。
悪い予感が当たりそうなのは残念でならない。
スタートで躓くとリカバリーするには、その何倍もの労力を費やすことになる。
そういう下らない尻拭いをするのだけは、まっぴら御免である。
やはり自らの信念に従い、我が道を行くしかないようですな。
最終的には3000億円を超えるだろうし、維持費の下敷きになるのも確実。
国民の8割があんな規模の施設は不要と言っているのに…。
加えて財源も確定していないのに、見切り発車してしまった。
この判断を経て、国民には最小の負担にするように配慮すると文科大臣は言ってはいるが、やがて状況が逼迫してくれば、国民にしわ寄せが来るに違いない。
またその頃には違う文科大臣だろうし。
どう考えても赤字の垂れ流しになるのは確実であり、監督官庁の文科省は民間による運営も仄めかしているが、現実を考慮すると受け入れる企業や組織はないだろう。
はっきり言って天文学的な数字が並び、現実からかけ離れる一方だ。
着工前から責任問題が揶揄される曰く付き施設になってしまった。
まったくバカげている。
スポーツ行政を司る文科省があんなにバカで無責任ならば、日本のスポーツ(行政)の行く末は五里霧中になるに違いない。
明かりが見える可能性があるなら、民間思考による大胆な発想と実行による打開であろう。
しかし、民間には人材面、財務面で限りがあるため、進みも牛歩のようになる。
これでは従来と何ら変わらず、何のための五輪であり、スポーツ庁の設立なのかということになる。
今回の東京五輪開催は日本のスポーツにおける大飛躍のラストチャンスだと考えていた。
しかし、メイン会場である国立競技場の建設費用で躓きを見せ、修正することなく、グタグタになってしまった。
おそらく、ほかの部分でも綻びを見せていくだろう。
行政ゆえ仕方がないのだろうが、ハードの優先、そして見える化に固執するばかりに、本質を見失っているように映る。
そして、関係者が大なり小なり割りを食う。
選手や指導者などはその最たる者である。
やはり必要なのは、有機的・建設的な組織づくりや環境整備などのソフト面の充実であって、事ある度に関係者には伝えてきた。
しかし、そうなる気配はほとんどないし、将来展望も描けない。
仕事柄、これらに関連する話もあるのだが、先々が思いやられるし、テンションも下がるばかりだ。
もし受け入れたのなら、最終的に貧乏くじを引かされそうな気がする。
一連の報道や業界内の噂を聞くにつれ、どこかで一線を引く(辞退する)べきだと、気持ちが固まりつつある。
悪い予感が当たりそうなのは残念でならない。
スタートで躓くとリカバリーするには、その何倍もの労力を費やすことになる。
そういう下らない尻拭いをするのだけは、まっぴら御免である。
やはり自らの信念に従い、我が道を行くしかないようですな。