虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

惜しまれて…

2015-07-28 05:00:00 | スポーツ
幕内の旭天鵬が名古屋場所で大きく負け越し、来場所の十両陥落が確実になり、昨日引退を発表した。

40歳まで幕内で相撲を取っていたのは素晴らしいの一言。
後半の数年は肉体的、精神的に、さぞ大変だっただろう。
でも怪我による休場がなかったのは称賛に値する。

本人は、かなり前から十両に落ちたら引退すると決めていたという。
その美学を貫いた。

ファンなどは(勝手に)十両でも頑張る姿が見たいとかいうのだが、本人の決めていたことだから尊重せねばならない。

まぁ何でもそうだが、惜しまれるうちが華である。
その点では悔いはないだろう。

そういう人は次の人生でも過去を振り向くことなく、前を向いて取り組めるだろう。
これからは部屋つき親方として後進の指導に当たるようだ。
きっと明るい未来があるに違いない。

まずは長い間お疲れ様でした。
素晴らしい相撲をありがとう!

PS、最後の場所で優勝パレードの旗手ができたのもいい思い出になっただろうなぁ。