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虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

待望

2015-11-10 09:21:21 | 乗り物
10月某日、昨年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得したマツダ・デミオに、丸1日乗れる機会を得て、11時間半ほど存分に満喫してきました。

この新型デミオ(4代目)は、昨年9月に発売が開始され、自動車評論家はもちろん一般ユーザーからも高い評価を得ています。
自動車には、こだわりがある私をどれだけ納得させられるか(偉そうだけど…)?
待望の、そして注目のロングドライブとなりました。

今回お借りしたのは、デミオXDという1.5Lのディーゼルターボ車。
駆動方式は4WDで、変速機は6速AT。
タイヤは、スタッドレスタイヤ(ダンロップ・WINTERMAXX、185/65R15)を装着。

この日の行程は以下の通り(メーター読み)

札幌~支笏湖~苫小牧(74㎞)
苫小牧~富川~日高(100㎞)
日高~清水~新得~南富良野(91㎞)
南富良野~麓郷~上富良野~美瑛~旭川(118㎞)
旭川~沼田~留萌(80km)
留萌~増毛~札幌(132㎞)
計 595㎞

朝8時過ぎにクルマを引き取り、車両について軽い説明を受けて、間もなく出発します。

まず支笏湖へ向けて、札幌市内を南下し始めます。
同時に、車載の燃費計などをリセットし、データ測定を開始します。

瞬間の燃費データも出ますが、市街地はだいたい15~17㎞/Lで推移します。
芸術の森(南区)あたりから徐々に流れに乗っていきます。
すると、燃費計が常に23~28㎞/Lを差すようになります。

また乗り味は極めてソリッドで、車体剛性も高そうです。
人によっては、やや突き上げ感を覚えるかもしれません。
ただ私にはちょうどいい感じ。

マツダが「プレミアムなコンパクトカー」というのも頷けます。
価格も車両本体だけで200万円に迫るくらいですから、巷の国産コンパクトカーよりは「プレミアム」な位置なんですけどね。

加えて、サスペンションや内装の建て付けも良いみたいで、走らせていて「ガタピシ」いうことはありません。
新型車だから当たり前のことなんですが、案外「ガタピシ」いうものです。

支笏湖へ向かうワインディングロードは結構道も荒れており、所々にうねりや凹凸があります。
なので、車両(とくに車体や足回り)の良し悪しが比較的簡単に判断できます。

そういう道ですが、ドライバーがイメージする通りにラインをトレースしてくれます。
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べてやや重いので、動き(回頭性)はややスローですが、妙にチョロチョロされるよりは好みの味付け(フィーリング)です。

上り坂では、ATをマニュアルモードでシフトダウンしながら駆け抜けます。
この6速ATは段付き感も小さくスムーズながら、MTのようなダイレクトなフィールを提供してくれます。
とても歯切れのいい変速をする印象です。
MT派の私でも、十分に満足できるATです。

下りの高速カーブ(コーナリング)をややオーバースピードで進入してみますが、何のお咎めもなく、すんなり曲がってくれます。
タイヤがスタッドレスであるのを忘れさせてくれる素直さとダイレクトさが味わえます。

間もなく支笏湖が見えてきます。

続きは明日。