虹色仮面 通信

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裏方力

2016-03-05 09:21:40 | スポーツ
毎日新聞より。

3万6647人(主催者発表)が東京都心を駆け抜けた(先月)28日の東京マラソンは、約1万人のボランティアが支えた。
2020年東京五輪・パラリンピックをサポートしたいという人も多く、今回の経験や意欲をどうつなぐかが鍵になりそうだ。

東京ビッグサイト(東京都江東区)のゴールエリアで目黒区の団体職員、小村さんは、レースを終えた外国人ランナーに英語で着替え場所などを案内していた。

過去最多となる約6400人の外国人が参加し、主催する東京マラソン財団は多言語対応ボランティアを昨年の約300人から約700人に増やした。
小村さんはたまたま大会のホームページで募集を知って申し込んだ。

スポーツ大会のボランティアは初体験。
「『お疲れ様』と迎えると、ハイタッチで応えてくれた。五輪・パラリンピックにも携わりたい」
4年後に向け他のスポーツイベントで経験を積みたいが「どの大会でボランティアを募集しているのかが分からない」と不満を口にした。

20年東京五輪・パラリンピックは競技施設で働く「大会ボランティア」8万人、駅や街頭などで活動する「都市ボランティア」1万人が必要とされる。

チャリティーマラソンを運営する一般社団法人「PARACUP」代表の森村さんは「9万人を集めるのは難しくないと思う」と話す。
東京マラソンでスポーツボランティアの認知度は向上しているからだ。

ただ、募集情報を網羅的に把握している組織は少ない。
森村さんは「関心のある人の意欲を引き出す仕組みづくりが大事」と指摘した。<了>

記事を読む限り、北海道とは状況が異なるようですね。
北海道は、ボランタリーというより動員に近い人たちが目立ちますから…。
とくに、上記の記事が東京マラソンというのも、違いを際立たせたのかもしれないけど。

いずれにしても、記事の結びで記されている「募集情報を網羅的に把握している組織は少ない」に尽きるのではないだろうか?
要はスポーツ大会のボランティアをやってみたくても、どこにどう(アクション)すればいいのかが見えない(わからない)のが現実なんです。
手っ取り早いのが、各大会のHPなんですけどね。

情報を網羅したサイトなどに関しては、非営利の団体なりが、担い手になればいいのだろうが、ここは4日の話題じゃないけど、費用捻出が厳しい(スポーツで儲ける手段が極めて少ない)から、なかなか簡単にはいかない。
もっと議論を深めて、何がベターなのか真摯に考え、できるところから実行する必要がありますね。