虹色仮面 通信

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旧型車を大事に使おう!

2018-08-05 07:59:25 | 乗り物

北海道新聞より。

JR北海道は、普通列車として使用する一般気動車の更新を当面見送る方針を固めた。国の支援がJRの想定を下回る2019、20年度の2年間で400億円台となり、長期的な資金確保が見通せないため。使用開始から30年以上の更新期にある車両は、8割にあたる約160両。劣化が激しく、車両故障による運休や廃車、減便も懸念される。

JRによると、車両の寿命は使用開始から約30年。エンジンを搭載する一般気動車205両のうち、旧国鉄時代に造られ30年以上たつのは164両で、ローカル線主力の「キハ40形」が126両を占める。

JRはキハ40形の後継車両として、新型の電気式気動車「H100形」を開発。試作車2両で今年2月に走行試験を始め、19年度以降、数年かけて70両ほどの更新を計画していた。

更新費用は1両当たり約2億~3億円。新型車両への更新が進めば燃費向上や整備・修繕費用の抑制など、経営改善につながる。そのためJRは国に、車両更新費用も含め30年度まで、年300億円の支援を求めたが認められなかった。<了>

新型車の新造には多大な費用がかかるし、それよりも優先すべきことがある状況。

ここは逆転の発想で、旧型車を改修して、うまく使っていけば、それはそれで付加価値が付きそうだけど。北海道へ行けば「国鉄時代のキハ40に乗れる」とか。あと10年もすれば、他地域からキハ40はなくなるだろうから。ただ故障は頻発しそうだなぁ。3日に1回とかのレベルになりそう。まぁクラシックカーの世界と同じだよね。

おそらく北海道新幹線・札幌延伸時(2030年代初頭)には、JR北海道は無残な状態になっていそう。人口減少や疲弊する地域経済などの背景を考えれば、仕方がないけどね。ここは北海道(自治体)も、JR北海道も、発想を大きく転換していくしかないんじゃないのかな?

そのためには、今こそ北海道は「共和国化」(自治国家)を推進すべきなのではないか?自立するのが、北海道が生き残る方法じゃないのか?マジでそう思えるようになってきた。これはJR(鉄道)に限った話じゃないのだが…。

人口350~380万(今から140~170万人も人口が減る前提)で暮らせる小国家を作るのだ。気候・風土・産業構造なども似ている北欧に行けば、このクラスの国家はたくさんあるから、それをモデルとすればいいのはないか?

でもそんな気概のある人は、試される大地にはいないかな?