ここ1週間ほど、世間(テレビだけ?)を騒がせてきた日本ボクシング連盟の諸問題は、山根前会長をはじめ、山根派といわれる理事たちの辞任でひとまず落ち付きそうな気配である。
それにしても、山根前会長はいいキャラである。どう贔屓目に見ても「ヤ〇ザ」であり、テレビ的(とくにワイドショー)には格好のネタになるのは確かだ。
いくらボクシングに対する情熱があるとしても、こういう(風体の)人が長年、会長を務めてきた「日本ボクシング連盟ってどんな団体だろう?」と思うのは極めて普通のことであり、会長とその一派が辞任しても、その認識がすぐに変わることは無いだろう。
かわいそうなのは一生懸命打ち込んできた選手たち。
現代の日本においてボクシング自体が大きなマイナス(イメージ)になったのは明らか。すばらしいスポーツだけになんとも勿体ない。真面目に取り組んできた選手たちが、今回の件で割を食うのだけはどうにかしてほしいものです。