甲子園球場では「センバツ」が開催され、毎日熱戦が繰り広げられている。
そのためか、先発投手が150球以上の投球するケースがみられる。中には試合の決着がつかず、200球に達することも…
そのこと(過度な投球数)自体も気になるが、試合後に監督が「ほんとによく投げてくれた」と褒めているコメントがもっと気になるのだ。
勝負事だから、勝つために懸命なプレイをするのは当たり前ではあるが、とても素晴らしいことだ。それを監督が称賛するのも良くわかる。
しかし、プレイするのは成長過程にある高校生だ。とくに肩やひじは消耗する部位だ。その子たちに尋常ならざる投球数を投げさせることに疑問(疑念)を感じないのか?やはり1試合当たり100球程度に制限すべきだろう。物足りないくらいがちょうどいい。
高校野球は(昔から)優れた選手に依存する傾向がみられる。でもチームスポーツならば、優秀な選手に依存するのではなく、全員で戦うものではないだろうか?
海外のスポーツメディア(関係者)は、高校野球では「当たり前の状況」をかなり奇異なものに映っているらしい。外国人じゃなくても、日本人でも違和感を感じている人は少なくないはず。
高野連もいい加減、対策を講じるべきじゃないか?高校野球は競技スポーツの体を成した教育(の一環)なのだ。それを考慮すると、今のままで良いとは思えないはず。
早急な対応を望みたい!