昨日、TBSの報道特集を見ていた。
JR日高本線の廃線問題について、特集されていた。
その特集の中で・・・。
沿線地域で開催されたシンポジウムがあったのだが、事業者であるJR北海道からは副社長が参加しながら、自治体の首長が誰も参加していないと言うのだ。
パネリスト(北大公共政策大学院の石井院長)が苦言を呈していたが、北海道も沿線自治体も当事者意識が無さすぎる(一方的・感情的に反対だけする無責任な連中である)のを、全国に明らかにしただけでも良い特集だった。
加えて、普段は鉄道に乗らないけど、廃線は困るとか、無責任なコメントを発する地域住民らしき人たちも…。
鉄道路線がなくなると困るんだったら頻繁に乗れば良いのに。言動が伴っていない支離滅裂な人たちである。
はっきり言って、行政も腐っているし、反対するだけの住民もどうかしている。これが北海道の現状(レベル)なのだ。
私感も含めて要約すると、北海道や沿線自治体がJRだけに責任を被せているから、余計にややこしくなったのだ。JR北海道は確かに酷いが、それは行政側も同じ。また無責任に反対だけする住民にも責任はある。
ややもすると、最後には国がどうにかしてくれるという依存(甘えの)体質があり、その体質が鉄道だけでなく北海道の体たらくをもたらしたのだ。
どうにもならないと見て、やっと北海道(知事)が動きだしたけど、明らかに遅い。動いたといっても国交省詣で(陳情)だから、抜本的な解決策にはならない。
とにかく危機感がないし、問題を解決する意気込みも知恵もない。だからこういう末路になったのだ。
そりゃ人口流出も止まらないって。北海道は年々ボロボロに落ちぶれるだろう。