虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

危機感のなさと無責任さが招いた

2017-03-19 06:59:10 | 社会

昨日、TBSの報道特集を見ていた。

JR日高本線の廃線問題について、特集されていた。

その特集の中で・・・。

沿線地域で開催されたシンポジウムがあったのだが、事業者であるJR北海道からは副社長が参加しながら、自治体の首長が誰も参加していないと言うのだ。

パネリスト(北大公共政策大学院の石井院長)が苦言を呈していたが、北海道も沿線自治体も当事者意識が無さすぎる(一方的・感情的に反対だけする無責任な連中である)のを、全国に明らかにしただけでも良い特集だった。

加えて、普段は鉄道に乗らないけど、廃線は困るとか、無責任なコメントを発する地域住民らしき人たちも…。

鉄道路線がなくなると困るんだったら頻繁に乗れば良いのに。言動が伴っていない支離滅裂な人たちである。

はっきり言って、行政も腐っているし、反対するだけの住民もどうかしている。これが北海道の現状(レベル)なのだ。

私感も含めて要約すると、北海道や沿線自治体がJRだけに責任を被せているから、余計にややこしくなったのだ。JR北海道は確かに酷いが、それは行政側も同じ。また無責任に反対だけする住民にも責任はある。

ややもすると、最後には国がどうにかしてくれるという依存(甘えの)体質があり、その体質が鉄道だけでなく北海道の体たらくをもたらしたのだ。

どうにもならないと見て、やっと北海道(知事)が動きだしたけど、明らかに遅い。動いたといっても国交省詣で(陳情)だから、抜本的な解決策にはならない。

とにかく危機感がないし、問題を解決する意気込みも知恵もない。だからこういう末路になったのだ。

そりゃ人口流出も止まらないって。北海道は年々ボロボロに落ちぶれるだろう。