23日、24日ともに、競技直前の選手たちに近い場所での業務だったため、選手たちの出番前の緊張感を感じられたし、出番直前のアップも見ることができた。
ウォーミングアップに関しては、それぞれのやり方(ルーティン)があり、個々で特徴があった。控室前(バックヤード)の廊下を何本もダッシュして身体と気持ちを高める選手。もしくはお気に入りの音楽を聴きながらストレッチをしたり、軽くランニングして徐々に高めていく選手。他にもいろんな方法があった。
出番数分前にはどの選手も戦う表情が一変し、戦闘モードでリンクへ出ていく。
競技を終え、控室へ戻ってくると、ほっとひと安心した表情の選手もいれば、やや不満げな表情を浮かべる選手もいる。
日本選手に関していえば、23日の(女子ショートでの)本郷選手は納得した表情だったのが印象的でした。途中、転倒もあったようですが(裏側にいると競技の状況はほぼわかりません)自分の出来ることはやれた感じが滲み出ていました。
24日の(男子ショートでの)無良選手も自らの演技には納得できていたような表情でした。実際にリンクサイドで観た知り合いのスポーツ報道の方によると、ここ最近で最もよかったとのことでしたから納得です。
対して、宇野選手は前週の四大陸選手権より10点ほど得点が低く、本人も出来栄えには納得できていない感じがありあり。競技後の囲み取材でも(タイミングがいいことに、取材エリア=ミックスゾーンの横に配置されていた時間でした)そんな雰囲気が出てました。でも僅差で2位でしたから、さすがではありますが…。
他の選手たちを含めて、個々の選手が置かれている状況や、目標に対する到達度(結果)の違いを彼らの表情から窺えました。
ボランティア業務が主たることではありますが、間近で選手たちの様子を見られるのはスポーツボランティアの魅力でもあります。もちろん、担当セクションにも依りますが。
明日はその他諸々について。