木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

信州へ その2

2008-10-01 21:49:32 | 故郷信州にて
信州への旅のもう一つの目的は、祖母と父の33回忌の法事

法事といっても、妹夫婦にだけ来てもらい、お寺でお経をあげてもらっただけなのであるが・・・。

お寺は、佐久市前山の曹洞宗の洞源山貞祥寺


貞祥寺本堂

その昔、浪人時代には涼しい僧堂を借りて毎日勉強した身近なお寺であるが、久しぶりに表参道から登ってみるとなかなかの名刹である。


表参道入口 欅の大木が迎えてくれる


表参道の石段 


惣門の周りは苔が美しい


山門の前には樹齢数百年の大銀杏樹や杉の老木がうっそうと茂っている


本堂の裏の山には三重塔

そして、表参道の脇には、島崎藤村が小諸時代に過ごした旧宅が移築され、ひっそりと佇んでいる 



「千曲川のスケッチ」や「破戒」などの名作はこの旧宅で生まれたのである。


法事、お墓参り等をすませた後、グループホームにお世話になっている母の面会に。
認知症がすすみ、息子の私を自分の弟と混乱している母であるが、骨粗鬆症による腰痛を抱えながらも元気な様子に少し安心。
年に数回しか会えないが、元気で長生きして欲しい。
コメント (1)
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