木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

木工芸展巡り

2009-05-17 21:12:59 | 木工
今日は一日木工芸展巡り


まず行ったのは、烏丸御池の「しまだい」で行われていた、京都木工芸協同組合主催の「京都木工芸展」
伝統的工芸品に指定されている京指物を中心とする、「京の木工芸」の展示会です。


                ※会場内の写真は主催者の許可を得て撮影させてもらいました。
会場にはその道一筋の職人さんの技から生まれた作品がたくさん展示されていました。


今回のお目当ては、桐タンスの第一人者の福原さんにお会いすること。
5年ほど前に小生が作った楓の箱を見ていただいた事を覚えていてくださり、色々お話を伺うことができました。
是非一度工房におうかがいして色々教えていただくことをお願いしました。

次に行ったのは

ギャラリー中井で開かれていた、木工の青木さんと染色の川崎さんの展示会。


刳物、指物から、木工旋盤を使った挽物まで幅広い分野で工夫をこらした作品作りをされていました。
拭き漆できれいに仕上げておられたのが印象的でした。
青木さんは今年、日本伝統工芸近畿展に入選されました。おめでとうございます。


一緒にされていた、川崎さんの染色。草木染めで染めた糸で織物までされています。
その落ち着きのある色合いはなんとも心地よく、見ているだけで癒される感じがしました。
いつか機会がありましたら、作品に使わせていただきたい、そんなイメージがわいてきました。


木工展巡りの最後は、プラナさんの「木のある暮らし展」

小生の作品も並べていただいています。


この作品展へは、木工芸家の今野さんに誘っていただき出品させていただく事になったものです。


一緒に出品していながらお会いしていない方もおられますが、皆さんの力作を拝見し感心するばかり。

小生は・・・
以前に制作したものがほとんどですが、

唯一、この栃のテーブルだけ今回の作品展に向けて制作できました。

学ぶことの多かった一日でした。



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コメント
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