木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

五稜箸 菓子箸

2011-01-04 22:02:46 | 木工


今回は、17膳分を削りました。最後の1面を削るとともに、最終の仕上げ削りをして太さを揃えます。
先から頭部まで全体が揃うように、注意を払って削ります。


通常の五稜箸より先を太めにします。先の太さはほぼ揃いました。


こちらは頭部。木目を揃えたペアーごとに番号を打っています。
頭もすべて揃えました。もちろん0.2~0.3mm程度の誤差はあると思いますが・・・。


この後、頭部を削ってからは番号が書けないので、ペアーをくずさないように注意しながら作業を進めます。

鉋削りが完了したら捨て摺りです。

十分生漆を吸い込ませ、刷毛でならして風呂で乾かします。この時点で拭き取りはしません。
しっかり乾かした後、研ぎにかかります。

コメント
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