
今回は、17膳分を削りました。最後の1面を削るとともに、最終の仕上げ削りをして太さを揃えます。
先から頭部まで全体が揃うように、注意を払って削ります。

通常の五稜箸より先を太めにします。先の太さはほぼ揃いました。

こちらは頭部。木目を揃えたペアーごとに番号を打っています。
頭もすべて揃えました。もちろん0.2~0.3mm程度の誤差はあると思いますが・・・。

この後、頭部を削ってからは番号が書けないので、ペアーをくずさないように注意しながら作業を進めます。
鉋削りが完了したら捨て摺りです。

十分生漆を吸い込ませ、刷毛でならして風呂で乾かします。この時点で拭き取りはしません。
しっかり乾かした後、研ぎにかかります。