木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

漆風呂試作

2011-04-12 20:48:44 | 木工
ヒーターを使って温度、湿度の管理がしっかりできる中型の漆風呂を試作してみました。
本当は暖かくなる前に作って試したかったのですが、遅れてしまいました。


材料は框部が栂材。木作りをして墨を付けます。


角鑿盤でほぞ穴を空け。


ほぞを切ります。


板は、杉の集成材を使う予定でしたが、手に入らなくなってしまいました。
そこで、行きつけの材木店で見つけたの幅の広い杉板を、削って接ぎ合わせることにしました。


帆立(側板)は2枚。背板は3枚接ぎ合わせました。


框組の仮組み。OKです。


板の厚みの10,5mmの小穴(溝)を突いて部材の加工が完了。


板の接着剤が乾いたら、板の大きさを切りそろえて組み立てにかかります。



コメント
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