2012年が始まりました。本年もどうぞよろしくお願いします。
初詣を兼ねて、日野法界寺へ行って来ました。
新しい住宅地ができたのでその中を通ると、自宅から歩いて10分ほどで行けるようになりました。
山門をくぐると、左手に阿弥陀堂、右手に薬師堂が静かに佇んでいます。
阿弥陀堂の本尊は阿弥陀如来座像。
この仏様は、平安時代後期の仏様で平等院鳳凰堂の阿弥陀如来座像とよく似ています。
国宝にも指定されていますが、あまり知られていないようです。
本尊の前に座り静かに手を合わせると穏やかな空気に包まれます。
幼くして父と母を亡くした親鸞聖人もこの阿弥陀様に手を合わせていたのでしょう。
お参りをして外へ出ると、阿弥陀堂が新春の陽に照らされ、何とも言えない美しさを見せてくれていました。
裳階のついた一重の檜皮葺で周りに縁がめぐらされています。
鎌倉初期に建てられたものだそうですが、その優雅な姿は平等院鳳凰堂に通じるものがあるような気がします。
特に母屋と裳階の隅棟の2つの曲線のハーモニーの美しさは何とも言えません。
こちらは薬師堂。
ここが法界寺の本堂で、本尊に胎内仏が蔵おさめられた薬師如来が安置されています。
そのため、法界寺は昔から「日野のやくしさん」と呼ばれ、また、薬師如来には、胎内物が蔵められていることから「乳薬師」とも呼ばれていました。
法界寺を出て、すぐ近くの日野誕生院もお参りしました。
本堂の正面の石段を見ると、昔人間国宝シリーズのグラフで、黒田辰秋さんが奥さんと並んで腰掛けて写っていた写真を思い出します。
初詣を兼ねて、日野法界寺へ行って来ました。
新しい住宅地ができたのでその中を通ると、自宅から歩いて10分ほどで行けるようになりました。
山門をくぐると、左手に阿弥陀堂、右手に薬師堂が静かに佇んでいます。
阿弥陀堂の本尊は阿弥陀如来座像。
この仏様は、平安時代後期の仏様で平等院鳳凰堂の阿弥陀如来座像とよく似ています。
国宝にも指定されていますが、あまり知られていないようです。
本尊の前に座り静かに手を合わせると穏やかな空気に包まれます。
幼くして父と母を亡くした親鸞聖人もこの阿弥陀様に手を合わせていたのでしょう。
お参りをして外へ出ると、阿弥陀堂が新春の陽に照らされ、何とも言えない美しさを見せてくれていました。
裳階のついた一重の檜皮葺で周りに縁がめぐらされています。
鎌倉初期に建てられたものだそうですが、その優雅な姿は平等院鳳凰堂に通じるものがあるような気がします。
特に母屋と裳階の隅棟の2つの曲線のハーモニーの美しさは何とも言えません。
こちらは薬師堂。
ここが法界寺の本堂で、本尊に胎内仏が蔵おさめられた薬師如来が安置されています。
そのため、法界寺は昔から「日野のやくしさん」と呼ばれ、また、薬師如来には、胎内物が蔵められていることから「乳薬師」とも呼ばれていました。
法界寺を出て、すぐ近くの日野誕生院もお参りしました。
本堂の正面の石段を見ると、昔人間国宝シリーズのグラフで、黒田辰秋さんが奥さんと並んで腰掛けて写っていた写真を思い出します。