木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

神代杉小箱

2012-01-17 21:54:25 | 木工
遅れていた神代杉の小箱の制作に取りかかりました。


板に鉋を掛けて、木取り


写真を撮るのを忘れたので、途中省略・・・

身の仮組み。隠し蟻にせず、雇い核接ぎにしました。板の厚みは4.5mmです。



身は二段重ねになります。



蓋の側板。こちらも雇い核。



蓋の天板の裏は四方反りの豆鉋で削って透き取ります。



蓋の仕口の刻みが完了。
爪がちょっと当たっただけで傷がつくやわらかい材なので、細心の注意を払いながら神経を集中しての作業が続きます。



蓋の組み立て。糊が乾くまでセロテープの弾力を利用して押さえます。


コメント (2)
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