木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

半農おぢさんのガルテンへ

2012-11-28 22:15:56 | その他
月曜日、前から行きたいと思っていた、半農おぢさんのガルテンに寄せていただきました。
前日の晴天とはうって変わって土砂降りの雨の中出発しました。



昼過ぎに、三重県津市美杉町にある城山クラインガルテンに到着し、半農おぢさんのラウベを訪問。
ちょうど雨も上がったので、まず畑を見せていただきました。



ラウベの横に畑が付いているのですが、その他にも3~4カ所畑を借りていろいろな野菜を栽培されています。
こちらの畑では、大根、白菜、日野菜、ヤーコン等々を



ここでの一番の問題は猿をはじめとする動物の被害。この畑の周りの線には電気が通っています。
高さは2~3mありますがそれでも猿は進入すると言うから驚きです。
周りの山の多くは、かつて人が植林した針葉樹の森。広葉樹が減り、餌がなくなった動物たちが餌を求め人家の近くに下りてくるように・・・。
これも人間が招いた結果なのかも・・・。



こちらの畑も網で囲っていますが「更に上に網をかけないと・・・」と言っておられました。



高台の一画は公園になっていて、見晴らしも最高。



公園の東屋には、石焼きの窯も作られていました。この窯で時々ピザを焼いてピザパーティー行われるそうです。


さらに、

陶芸や炭焼きの窯まで。



こちらの小屋は・・・なんとお風呂。中は昔懐かしい五右衛門風呂。
これだけの設備があるわけですから、大いに楽しめますね。



ラウベの戻って、今回訪問の一番の目的。スピーカーの鳴き比べをしました。
そのために、はるばるネッシー君を連れてきたのです。
比べたのは、半農おぢさん制作の「Yoshii9モドキ君」



口径8cmのスピーカーが、高さ1m、直径10cmの管の上に取り付けられ、ネッシーに比べたらかわいい。
ところが、音を聞いてびっくり。何ともクリアーな音質で、8cmの口径とは思えない低音もでているのです。
このYoshii9モドキ君、単にパイプにスピーカーが取り付けられているわけではありません。
タイムドメイン理論に基づいて作られているということですが、ネッシー君とは、ある意味で全く逆の考え方で作られていると言っても良いかもしれません。
いろいろな曲を聞き比べてみましたが、チェロの演奏を聴いた時、その理論に基づく音の違いがはっきり現れていました。
演奏の美しい音がそのまま伝わってきます。それに対しネッシー君はホールの中で演奏しているような響きを伴って伝わってきます。
結論は、両方そろえ、演奏やその日の気分により使い分けたい、と言うことでしょうか。
貴重な経験をさせていただきました。



楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。
帰りには、貴重な20本限定のおぢさんワインをはじめ、いろいろなお土産までいただいてしまいました。
楽しい時間を本当にありがとうございました。

コメント
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