木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

書道用文机その後

2014-08-28 22:56:38 | 木工
遅れている書道用文机

天板の木端、木口の仕上げ削り


これで、仕口の加工、仕上げの鉋削りが完了


拭き漆の工程に入る前に、仕口の部分に漆が付かないよう、マスキングテープをはったりスチレン板を埋めて養生。


やっと拭き漆の工程に入りました。たっぷり生漆を吸わせ、数日乾かして研ぎに入ります。


続けて三線。これもお預かりして1ヶ月近くたってしまいました。
今回は、呂色で仕上げでほしいとのこと。


まずは、漆を付けない場所を養生。


かなりきれいに木地をは仕上げられています。
できるだけ形を崩さないように、とのご希望を踏まえ、地付けはせず漆を多くした錆をすり込んで目止めを兼ねて木地固め。
これを何回か繰り返し下地とします。


風呂の中はいっぱいになってしまいました。


もう一つ大仕事。

地元の「炭山自然と文化の会」のからの要請で、獅子頭の漆塗り。
ボランティアのつもりで引き受けましたが、今塗ってあるアクリル塗装をはがし、木地固め、布着せ・・・・
ペーパーで磨いてこの複雑な形のアクリル塗装をはがすだけで気が遠くなりそう・・・大変なことを引き受けてしまいました・・・・

コメント
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