木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

建水

2018-05-07 21:51:14 | 木工
栃の建水を制作しました。

角度を合わせて切りそろえた後、仮組みして角度を確かめます。
良いようです。


底板を嵌める溝と雇い核の溝を突き、組み立てにかかります。
この手の十角の箱を数十個作ってたどり着いた組み立て方・・・と言っても特別なことではありませんが・・(^_^;


糊が乾いたら側板の上端と下端の目地をはらい、面取りをして木地磨き。これで木地が完成。


捨て摺りをして乾燥させます。
この建水、煎茶の方円流のW先生から昨年12月にご注文をいただいたものです。
直径が約11cm、高さ8cm、板の厚みは3.8mm。外は拭漆、中は真塗りで仕上げる予定です。
W先生もうしばらくお待ち下さい。

コメント
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