木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

伝統工芸木竹展へ

2015-06-12 17:40:52 | 伝統工芸展
上京するときはいつも格安新幹線を利用。安いのは良いのですが、朝が早く、東京駅へ着くのは8~9時。
そこで、この機会にお上りさんよろしく東京駅を見学しました。

2007年から改装されて重厚感のある姿になりました。


もう一箇所見たかったのはこのドーム。
駅構内とは思えない美しい空間が広がっていました。・・・京都駅の空間とはちょっと違う・・・

木竹展は10時開会。会場にはすでにたくさんの方がお見えでした。
作品を一つ一つじっくり見せて貰いました。
中でもやはり受賞作は心を引きつけるものがありました。
午後からは研究会。鑑審査の先生方の講評や参加者の質問に対する答えなど、大変学ぶことが多かったです。
それを自分の作品に当てはめて見直すと、いろいろ課題も見えてきました。
早速帰って本展に向けての制作に生かして行きたいと思います。

午後4時からは表彰式。今回近畿からは3氏が受賞されました。

おめでとうございます。
これでまた、木竹部会も潤います。


レセプションでは受賞者一人一人の挨拶がありました。
その後2次会へ。
石川支部の皆さんに、氷見晃堂先生、灰外達夫先生の事や刃物についてなど大変興味深いお話しを聞くことができました。

翌11日。午前中の予定がキャンセルになったので、国立近代美術館工芸館へ行ってきました。

「近代工芸と茶の湯」展が開かれています。
会場には200点近い作品が展示され、大変見応えのある展覧会でした。
中でも、氷見晃堂の唐松砂磨茶箱は写真ではよく見ていましたが実物ははじめて。
何ともいえない気品と暖かみが漂うその姿には本当に感動しました。
そのほか、加守田章二の壺をはじめいつまでも眺めていたい作品がたくさんあり、時間があっという間に過ぎてしまいました。

美術館を出てお堀端を歩いていると、皇居東御苑に入れることがわかり入ってみました。
もちろんはじめて。
北桔橋門で参観証をもらって入ると、目の前には天守台。
こんな所に天守台があったとはちょっと驚きです。


天守台から二の丸庭園に。


園内には巨木も残り、都心とは思えない緑の森が広がっていました。


石垣と緑のコントラストも美しい。

この後大手門を出て木竹展の開かれている三越へ戻りました。
良い?大汗をかきました。

午後、いつもより早めに帰路に。

帰りの新幹線で富士山を見たのは久しぶりです。

2日間良い刺激を受け多くのことを学び、本展に向け今日から再稼働です。
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