木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

日本煎茶工芸展

2019-05-13 23:22:37 | 作品展
5月の展覧会第3弾。第33回日本煎茶工芸展です。

と き 5月18日(土)~19日(日) 9:30~16:00
ところ 黄檗山萬福寺 黄龍閣(別館2階) 真空の間
     宇治市黄檗 JR奈良線黄檗駅 または京阪宇治線黄檗駅下車 徒歩5分

煎茶に使われる道具に限った公募展です。
全国から応募のあった116点の中から審査員・無鑑査作品を含め入選した作品95点が展示されます。

私は、今回は

「紫檀拭漆撚線象嵌菓子器」(したんふきうるしよりせんぞうがんかしき)

および

「黒檀鳳尾竹結界」(こくたんほうびちくけっかい)
の2点を出品しました。

このうち紫檀拭漆撚線象嵌菓子器は、撚った銀線を紫檀に象嵌した12角形の菓子器で、拭漆で仕上げています。
銀撚り線象嵌を施した作品の2作目ですが、いろいろ課題も残りました。

黒檀鳳尾竹結界は、毎年スキー合宿をしている野沢温泉の宿のオーナーからいただいた鳳尾竹(根曲がり竹の煤竹)の
細い部分を使って卍崩しに組み、黒檀の枠に嵌め込みました。
また、上端には鳳尾竹の特徴が一番現れている部分をそのまま使ってみました。
ご覧いただければ幸いです。

この展覧会には萬福寺への入山券と展覧会の入場券が必要です。
メッセージでお知らせいただければ無料券をお送り致します。

なお、この両日萬福寺境内では、第64回全国煎茶道大会も開催されています。
境内に、全日本煎茶道連盟に加盟している全国の流派がお茶席を設け、お茶券を購入すればどなたでも気軽に参加していただけます。
当日券も少しあるようですので是非おいで下さい。
詳しくはこちらをご覧下さい。

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