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木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

椅子の制作 その後

2016-03-29 22:07:21 | 木工
椅子、その後の制作過程です。

前脚と座板との接合。座板の側の曲線に合わせて彫り込みます。


貫を鉋で仕上げ、前脚に大入れで刺します。


続いて、後脚と座板の接合。


背板(束)と傘木。背板は6枚×4で24本必要です。


肘掛け。今回から後脚の向きを変えたため、接合方法も変えました。


この材の使い方ではほぞとしての強度が取れませんので、ダボを2本深く入れて補強しました。


4脚の仕口が完成。
座の高さを2種類にしましたが、背の高さは揃えました。
次は各部材を鉋で削って曲面に仕上げます。
まだまだ作業は続きます。

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