木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

栃座卓 拭漆下地

2010-07-08 23:06:10 | 

座卓の拭漆、梅雨の高温多湿で漆の乾きが良く(良すぎ!)、一昨日の#240での研ぎに続き、今日は#320での水研ぎ。いわば下地作りです。


天板の裏からはじめ、ひっくり返して表


研ぎ泥は、ヘラで集めて取ります。


天板が完了。#320の研ぎでは、ムラ無く仕上がるよう気持ちを集中して研ぎます。


脚、蟻桟、貫と研ぎ進め、これで最後。
昼をはさみ、丸6時間半研ぎ続けました。


水分が乾いたら漆を塗ります。 天板はヘラで配って、刷毛で摺り込みます。


暫く置いて漆を吸わせ、余分の漆をヘラで取ります。
今日のような高温、多湿な日は、塗った端から漆が乾きはじめます。
天板の摺りをする時は、エアコンを入れて暫くしてからします。
朝10時から研ぎはじめ、摺りまで、すべて完了したのは夜8時でした。

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2 コメント

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ご苦労様です (suna)
2010-07-09 18:12:48
頑張ってますね、知床でもしっかり見さしてもらっています精進が悪いのか出発して以来天気のいい日がありませんそれでも何とか楽しんでいます。
女神湖に泊まり南相木にも行き貴殿の家の町を通過しました残念!浅間見えずです、それから新潟仙台と行きフェリーで苫小牧、知床で休養です。
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Re:ご苦労様です。 (ichi)
2010-07-10 00:22:56
知床からのたより、拝見しています。
南相木にも行かれたのですか。北海道は天候があまり良くないみたいですね。京都もちょっと晴れ間もでましたが、今日はまた雨降りです。漆が乾きすぎて大変です。知床でゆっくり休養なさり、気をつけてお帰りください。
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