制作中の水指の蓋が完成しました。
煎茶の先生から注文をいただいたものなのですが、一年以上もかかってしまいました。
デザインは先生の好きな「巴」。
元の蓋は錫で作られていたのですが、ちょっと重いので木で作り漆で仕上げてほしいということでした。
そこで、デザインはそのままに、錫製の蓋の磨いている部分と槌目の部分を呂色と一閑摺で表現してみました。
上塗りの研ぎの段階で何度も何度も研ぎ破り、腕の未熟さを思い知らされました。
いろいろ課題はありますが、なんとか完成にこぎ着けることができました。(^_^;
こちらは、元同僚からの依頼の椀の修理。塗料がだいぶはげていたので#240で研ぎ落とし、捨て摺り。
さらに#400で研ぎ、
生漆を塗って拭き取ったところ。さらに摺り重ねていきます。
もう一つ
かれこれ10年程前、間に2人くらいの人を介して修理を依頼された箱とお椀。
箱の蓋は側板が割れて外れ、お椀も何カ所も漆がはげたりひびが入ったりしていました。
途中まで修理をした段階で、直接私が修理を任された方が亡くなってしまい、どなたのものかわからなくなっていました。
昨年ひょんなことで問い合わせがあり持ち主がわかりました。
やっと修理が完成し、持ち主の方の手元にお返しすることができ、嬉しい限りです。
煎茶の先生から注文をいただいたものなのですが、一年以上もかかってしまいました。
デザインは先生の好きな「巴」。
元の蓋は錫で作られていたのですが、ちょっと重いので木で作り漆で仕上げてほしいということでした。
そこで、デザインはそのままに、錫製の蓋の磨いている部分と槌目の部分を呂色と一閑摺で表現してみました。
上塗りの研ぎの段階で何度も何度も研ぎ破り、腕の未熟さを思い知らされました。
いろいろ課題はありますが、なんとか完成にこぎ着けることができました。(^_^;
こちらは、元同僚からの依頼の椀の修理。塗料がだいぶはげていたので#240で研ぎ落とし、捨て摺り。
さらに#400で研ぎ、
生漆を塗って拭き取ったところ。さらに摺り重ねていきます。
もう一つ
かれこれ10年程前、間に2人くらいの人を介して修理を依頼された箱とお椀。
箱の蓋は側板が割れて外れ、お椀も何カ所も漆がはげたりひびが入ったりしていました。
途中まで修理をした段階で、直接私が修理を任された方が亡くなってしまい、どなたのものかわからなくなっていました。
昨年ひょんなことで問い合わせがあり持ち主がわかりました。
やっと修理が完成し、持ち主の方の手元にお返しすることができ、嬉しい限りです。
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