木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

椅子の制作 拭漆

2016-04-09 17:35:59 | 木工


鉋削りがおわった材にペーパーを掛け、仮組して問題がないかを確認。


仕口部分をマスキングテープなどで養生して拭漆に備えます。


捨摺1回目。生漆をたっぷり塗り、しっかり吸わせます。


すべて塗り終わると漆風呂がいっぱいになりました。


1回目の捨摺で、400gの生漆を使ってしまいました。
塗りに使った刷毛は、広重の胴摺刷毛Bタイプ。しっかり摺込むことができ、捨摺には最適です。
1週間ほど乾かして研ぎにかかります。

工房の裏の戸をあけて外を眺めると、

平地より少し遅い炭山の桜は、今満開を迎えています。

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