この連休は仕事を休み、所属するスキークラブのツアーで野沢温泉スキー場でスキー三昧でした。
1日目は、朝からKTSCUP争奪のレース
というといかにもすごそうですが、実はツアー参加者全員によるお楽しみ行事です。
でも、ポールはショートポールながら、公認セッターの資格を持つ宿のオーナーによるポールセッティング。
GSとSLの合計タイムで競うのです。
新雪にみんなでデラがけ
優勝した現役大学スキー部のYくんの滑り
途中から雪がひどくなり、今回はGS1本で終わりましたが、順位に関わりなく、宿泊したマウントサイトにしなみさんからの提供による「大根」「リンゴ」「コシヒカリ」などの豪華賞品に大いに盛り上がりました。
ちなみに初滑り初日(いいわけ)の小生はというと・・・、突っ込みすぎて?そのまま内側へバタリ!・・・あえなく転倒に終わりました。
午後から翌日にかけては、クラス別の講習会
小生の班はにしなみのオーナー西方さんによるレッスン
2日目は最高の天気
膝の使い方、状態の移動、内足の使い方など、より上の滑りを目指すための大変質の高いレッスンを受けることができました。
ちなみにマウントサイトにしなみのオーナーの西方さんというのは、その昔(1977年)デモ選において、総合滑降を制したという経歴のある、いわば野沢温泉スキー場でも神様的存在
当時の写真
急斜面での華麗な滑り
クラブの合宿に参加しているおかげで、この10年、ほぼ毎年西方さんのレッスンを受けるという幸運に恵まれてきました。
その割に上達していないって?・・・そう言われるとつらいのですが・・・。
これが1枚だけ撮ってもらった小生の急斜面小回り
いつもお世話になっている宿 マウントサイトにしなみ
アットホームな雰囲気、オーナーのレッスン、そして美人の奥さんのやさしい心使い、言うことなしです。ありがとうございました。
(奥さんの隣に立っているのは我がスキークラブのT指導員)
3月の再会を約束してバスに乗り込み野沢温泉村をあとにしました。
1日目は、朝からKTSCUP争奪のレース
というといかにもすごそうですが、実はツアー参加者全員によるお楽しみ行事です。
でも、ポールはショートポールながら、公認セッターの資格を持つ宿のオーナーによるポールセッティング。
GSとSLの合計タイムで競うのです。
新雪にみんなでデラがけ
優勝した現役大学スキー部のYくんの滑り
途中から雪がひどくなり、今回はGS1本で終わりましたが、順位に関わりなく、宿泊したマウントサイトにしなみさんからの提供による「大根」「リンゴ」「コシヒカリ」などの豪華賞品に大いに盛り上がりました。
ちなみに初滑り初日(いいわけ)の小生はというと・・・、突っ込みすぎて?そのまま内側へバタリ!・・・あえなく転倒に終わりました。
午後から翌日にかけては、クラス別の講習会
小生の班はにしなみのオーナー西方さんによるレッスン
2日目は最高の天気
膝の使い方、状態の移動、内足の使い方など、より上の滑りを目指すための大変質の高いレッスンを受けることができました。
ちなみにマウントサイトにしなみのオーナーの西方さんというのは、その昔(1977年)デモ選において、総合滑降を制したという経歴のある、いわば野沢温泉スキー場でも神様的存在
当時の写真
急斜面での華麗な滑り
クラブの合宿に参加しているおかげで、この10年、ほぼ毎年西方さんのレッスンを受けるという幸運に恵まれてきました。
その割に上達していないって?・・・そう言われるとつらいのですが・・・。
これが1枚だけ撮ってもらった小生の急斜面小回り
いつもお世話になっている宿 マウントサイトにしなみ
アットホームな雰囲気、オーナーのレッスン、そして美人の奥さんのやさしい心使い、言うことなしです。ありがとうございました。
(奥さんの隣に立っているのは我がスキークラブのT指導員)
3月の再会を約束してバスに乗り込み野沢温泉村をあとにしました。
元同僚のHさんからの依頼のワゴンの制作に取りかかりました。
市販のワゴンには思うような物が見つからなかったということで注文をいただきました。
使い勝手が良いようにいろいろ工夫されています。それをどのような形で実現していくか、楽しい仕事です。
注文いただいた内容をもとに、図面を引きました。
抽斗が多いため、扉付きの棚の部分が狭いような気もするのですが・・・。
構造は框組にするか板を立てるか迷いましたが、板で組むことにしました。
折りたたみの棚の固定の仕組み、タイルの品質等いろいろ考えてみました。乞うご期待
材料の板は、
タモの板を使うことにしました。数年前に購入しておいた物です。
これで、天板と帆立(側の板)の3枚がとれます。
市販のワゴンには思うような物が見つからなかったということで注文をいただきました。
使い勝手が良いようにいろいろ工夫されています。それをどのような形で実現していくか、楽しい仕事です。
注文いただいた内容をもとに、図面を引きました。
抽斗が多いため、扉付きの棚の部分が狭いような気もするのですが・・・。
構造は框組にするか板を立てるか迷いましたが、板で組むことにしました。
折りたたみの棚の固定の仕組み、タイルの品質等いろいろ考えてみました。乞うご期待
材料の板は、
タモの板を使うことにしました。数年前に購入しておいた物です。
これで、天板と帆立(側の板)の3枚がとれます。
昨日削った木釘を糠と一緒に炒ります。
香ばしい良いにおいがします。
こうすることにより、水分を飛ばして釘を固くするのと、糠の油で釘を入りやすくします。
いよいよ組立です。
組立に使う道具
錐は「あらい」の錐。小玄翁は幸三郎、このくらいの釘を打つにはちょうどいい重さです。
「あらい」の錐、昔田舎の道具屋にあったので買い込んでおきました。
良い錐です。
組立は、ボンドをつけ、片手で押さえながら錐で下穴を開け、木釘を打ちます。
片手で錐をもむため、錐の柄は長い柄を作って仕込んであります。
木釘を効かせて組み立てます。
一度打った釘は抜くことはできないのでやり直しはききません。
印籠部分も組み合わせ、木釘を打ちます。
蓋は側を先に組み、身にはめてから甲板を打ち付けます。
のりがほぼ乾いたら仕上げ削りをします。
印籠も合わせます。
最後に、椋の葉にイボタ蝋をつけて表面を軽く磨いて
完成です。
箱の内部
少し緊張して仕事をした後は何ともいえない充実感がありますね。
香ばしい良いにおいがします。
こうすることにより、水分を飛ばして釘を固くするのと、糠の油で釘を入りやすくします。
いよいよ組立です。
組立に使う道具
錐は「あらい」の錐。小玄翁は幸三郎、このくらいの釘を打つにはちょうどいい重さです。
「あらい」の錐、昔田舎の道具屋にあったので買い込んでおきました。
良い錐です。
組立は、ボンドをつけ、片手で押さえながら錐で下穴を開け、木釘を打ちます。
片手で錐をもむため、錐の柄は長い柄を作って仕込んであります。
木釘を効かせて組み立てます。
一度打った釘は抜くことはできないのでやり直しはききません。
印籠部分も組み合わせ、木釘を打ちます。
蓋は側を先に組み、身にはめてから甲板を打ち付けます。
のりがほぼ乾いたら仕上げ削りをします。
印籠も合わせます。
最後に、椋の葉にイボタ蝋をつけて表面を軽く磨いて
完成です。
箱の内部
少し緊張して仕事をした後は何ともいえない充実感がありますね。
今日が仕事始め。
初仕事は、小刀を研いで、木釘削り
木釘には卯木(うつぎ)を使います。
とりあえず、100本ほど削りました。
私が勝手に師と仰ぐ氷見晃堂はこの「卯木釘の打ち方こそ箱づくりの基本であり、その打ち方によって箱の良否がわかるといい、そのためには卯木釘の削りが良くならなくてはならない・・」と言っています。まだまだです。
組立前に、内側を仕上げ削り。 今日はここまでとします。
お昼には、京都木工芸同好会「一木一優」の会長の砂賀さんが訪ねてみえました。
昼食を食べながら、楽しく歓談させていただきました。
初仕事は、小刀を研いで、木釘削り
木釘には卯木(うつぎ)を使います。
とりあえず、100本ほど削りました。
私が勝手に師と仰ぐ氷見晃堂はこの「卯木釘の打ち方こそ箱づくりの基本であり、その打ち方によって箱の良否がわかるといい、そのためには卯木釘の削りが良くならなくてはならない・・」と言っています。まだまだです。
組立前に、内側を仕上げ削り。 今日はここまでとします。
お昼には、京都木工芸同好会「一木一優」の会長の砂賀さんが訪ねてみえました。
昼食を食べながら、楽しく歓談させていただきました。
あけましておめでとうございます。
妻と次女と3人で初詣に行ってきました。人混みを避け、家から近い黄檗山萬福寺へ
ここは、日本三禅宗の一つである黄檗宗の大本山。
インゲン豆などでおなじみ、1954年中国福建省から渡来した隠元禅師にによって建てられたお寺。
また、煎茶道の祖である売茶翁(ばいさおう)ゆかりの寺でもある。
建物は、中国明代そのままの様式を取り入れた伽藍配置で、他の京都のお寺とはひと味違うたたずまいを醸し出している。
斎堂の前には開梆(魚梆)(かいぱん)という巨大な木製の魚がつり下げられている。
これは叩いて時を知らせるためのもので、木魚の原型と言われているらしい。
本堂に当たる大雄宝殿(だいおうほうでん)を裏から。
日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的な建造物。
開山堂
軒の反りは見慣れた日本の寺院に比べ大きい。
棟の左右に乗るのは鯱ではなくて「摩伽羅(まから)」という想像上の生物
正面には卍の文様の勾欄
この辺も日本の一般的な寺院とは異なる。
境内の一画には黄檗(きはだ)の木が、長年の風雪に耐え、痛々しい姿で立っている。
黄檗(きはだ)は私もよく使う好きな木であるが、この木と黄檗山とのいわれがあるのかは定かではない。
妻と次女と3人で初詣に行ってきました。人混みを避け、家から近い黄檗山萬福寺へ
ここは、日本三禅宗の一つである黄檗宗の大本山。
インゲン豆などでおなじみ、1954年中国福建省から渡来した隠元禅師にによって建てられたお寺。
また、煎茶道の祖である売茶翁(ばいさおう)ゆかりの寺でもある。
建物は、中国明代そのままの様式を取り入れた伽藍配置で、他の京都のお寺とはひと味違うたたずまいを醸し出している。
斎堂の前には開梆(魚梆)(かいぱん)という巨大な木製の魚がつり下げられている。
これは叩いて時を知らせるためのもので、木魚の原型と言われているらしい。
本堂に当たる大雄宝殿(だいおうほうでん)を裏から。
日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的な建造物。
開山堂
軒の反りは見慣れた日本の寺院に比べ大きい。
棟の左右に乗るのは鯱ではなくて「摩伽羅(まから)」という想像上の生物
正面には卍の文様の勾欄
この辺も日本の一般的な寺院とは異なる。
境内の一画には黄檗(きはだ)の木が、長年の風雪に耐え、痛々しい姿で立っている。
黄檗(きはだ)は私もよく使う好きな木であるが、この木と黄檗山とのいわれがあるのかは定かではない。