Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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五足目の義足(仮完成)

2007-11-20 01:02:54 | インポート
 娘が義足を履き初めて、早いもので一年と八ヶ月
 五足目の義足の製作に入っています
 二十ヶ月で四つのソケット。
 それも、かなり無理矢理に大きめに作ってもらい、娘に歩きにくい思いをさせ、断端の汗による荒れと戦いながら………
 
 しかもそのうち、一回はそれにも関わらず、急激な成長で三ヶ月もソケットが持たず………
 なかなか幼児の成長を読むのは大変です
 
 ともあれ五足目
 嬉しいことですね
 いままでなんとか無事に来ているから、継続できているわけだから(*^_^*)

 今回は、いろんな要因がありました
 娘のトイレトレーニングや着替えの自立の過程での、ベルトがあることでも様々な問題
 娘が想像以上に膝次手月の重くて長い義足を履きこなしていること
 娘が全体的に成長して、大きくなり、筋力がついてきたこと
 義肢装具士の先生の私たちの苦悩に応えようとする想い
 ………たぶん様々なものが要因としてあり………
 ………ベルトを無くす方向で検討を行うことになりました

 写真でわかるかな?
 マジックテープを三カ所でライナーに張り付けて、ライナーを固定する仕組みです
 左足は足の骨格がしっかりしているのでバンドで押さえると、ほとんど動かないくらいに強く締まります
 右足が問題

 右足はもともと、膝の尾皿が無く、大腿骨自体も低形成(遠位欠損)なので、成長しろが少なく、足の形が三角錘のような感じ
 それをこういう方式で押さえるのは、なかなか難しいらしいのです(^^;)

 横からバンドで押さえても、逆に脱げやすくなっちゃうらしいし(^^;)
 どうやって抜けないようにするかが課題でした

 今回はソケット底部に一つ、断端根本付近前部と外側部に一つづつ、マジックテープを固定し、それで樹脂ライナーの外側をくっつけることで懸垂力を確保
 
 ただ、それだけでは、体制を変えたり、汗をかいたりしたらいきなり脱げてしまう危険性があり、両大腿義足だと危ないので、さらにもう1案
 スパッツを上から履かせることで、外から衣服でも懸垂力の補助が出来ないか?
 ………まぁそんな感じで始まりました

 で、まぁ
 スパッツで懸垂力をもたせることが大切なんですが………
 なかなか難しい(^^;)
 
 マジックテープがあるので着脱にも工夫が要るしね
 マジックテープの位置や防水も、また1から考えなきゃ(^^;)
 大変だわ(^^;)
 こりゃ









コメント (2)
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