日動美術館

2009年08月02日 | Weblog

 涼しさは続いています。今日は午後は降るという予報だったのですが、パラパラと本の少し、降るというより雨粒が数滴落ちてきたという程度でした。予報ハズレ。夜になったら降るのかも知れません。概ね薄曇り、または薄晴れ。そういう言葉は無い。あっても良さそうな。

 午前中は道薙(みちなぎ)でした。道路にさしかかってきた草や雑木の枝などを刈り取り、歩きやすくする奉仕作業です。あちこちから町内の人たちがでてきて、道路はたちまちきれいになってしまいました。ぞろぞろと、おしゃべりをしながらの作業もまた楽しです。



       

 それが終わってから、笠間の日動美術館に行って来ました。日動美術館というのは、日動火災( 今は何という名前か正式名はわかりませんが )という会社が経営している美術館で、東京にもあります。

 ネットで見たら、おもしろそうなので出かけました。木津文哉という人の作品です。パンフレットは今日は絵がより多く出ていますから、裏面です。タイトルは「木津文哉の不思議な時間」。遠い思い出を描いたんでしょうね。子供の走っている姿などは、長い時間の経過を表すためでしょうか、わざわざ絵の具が剥げたように描いてありました。


 
                            美術館の屋上

 屋上に出たら、ポツリポツリ。あっ、たいへん。洗濯物が。それで早めに帰宅しようとしたのですが、水戸近くになったらなんだ、明るくなってしまって雨粒は一滴も落ちてこないんです。笠間は山があるので、それに雲がひっかかり降り易いんでしょう。

 茨城の山は低くて、英語では mountain とは言えず、ほとんどが hill なんでしょうね。それでも雨雲が引っかかるくらいの高さはあるんですね。

 安心して、帰り道はゆっくりとランチを食べられました。近くに、こぢんまりとして、けっこうおいしい所があるんですよ。今日は日曜日ですから、少し混んでいました。

 
 

 ブルーベリーが出来てきました。糸を張っておきますので、そのせいか鳥は来ません。


 

 コリン星人じゃなかった、コリンキーは、今年はこういうのがけっこう出来ます。何のせいだかわかりません。連作になってしまっているのか、それとも天候のせいか。

 まあ、何事も完璧というわけには行かないので、こういうこともあるんでしょうね。専業農家なら、そんなこと言っていられないでしょうけどね。


 

 それにしても、高速道路の料金が ¥1,000 というのは効果がありますね。普段はガラガラな北関東自動車道も、我が家の方角つまり海のある方の車線の車の多いこと、おそらく、ほとんどは栃木や埼玉あたりの車なんでしょうね。

 予報に反して、降らなかったので、海に来た人たちはラッキーだったようです。おいしい魚でも買って帰るんでしょうね。それもまた良し。

                     

  一日一村

   夏山や通いなれたる若狭人(わかさひと)

  排 句

   夏山やいまひとたびは登りたや
   夏山やもいもいさんがうらやまし
   夏山や通いなれたるたんぼ道
   夏山に向かいて昔思いけり
   夏山を越えて行きたや若狭道
   青い空白い雲青い海まだ見えぬ        はっきりしない天気
   道薙(みちなぎ)にわき出してきた村の人
   今日の絵は遠くほころぶ記憶の絵   
   あの頃はデジタルなんての無かったね
   あの頃はすべてがアナログなつかしや