雨のち晴

2009年08月11日 | Weblog

 台風以前の大雨と大きな被害、台風による大雨と重なる大きな被害、そして地震。なんだこれは! と思わせるこの頃の自然の驚異。重なることがあるんですね。被災地のみなさん、お見舞い申し上げます。

 私の地域は、かなり雨が降りましたが目立って大きな被害はなかったようです。水戸は那須地方に大雨が降ると、その8時間後に那珂川の水が増します。昔から住んでいる人たちは、「 ム? この降り方では来るかな?」 と思ったら、ゆっくりあわてずに一階にある大切な物は二階に運んで、水が音もなくやってくるのを待つのだそうです。そして、水が引いてからおもむろに階下に降りて事後処理をするという話を聞きました。下流の方の家では軒下に舟を吊してあるところもありました。


 

 午後はカラリと晴れました。天を仰ぎ青空・白い雲を眺めましたよ。この写真、題して「 青年よ大志を抱け 」。 いや、私はまだ気持は青年です。心はまだ青いです。


 

 で、まあこんな具合に青空に白い雲です。画面では分かりませんが、周りは蝉の鳴き声でうるさいこと。しかしまあ、この蝉しぐれがなくなったら大変な時になるということなんでしょうね。


 

 マイクロ・トマトというので、繊細で弱々しいのかと思い、大事にだいじにハウスの中で育てていましたら、育ちすぎてこんなに外にあふれてきました。


 

 ハウスの中でもこんな具合です。ハウスを乗っ取るのではないかと思われるほど。ドヒャーッという感じです。こんなに暴れるとは夢にも知らなかった。形(なり)は小さくても、とんでもないやんちゃ坊主のようです。人は見かけに寄らぬものと言いますが、トマトだって同じだーッ。皆さん、甘やかしには注意しましょう。


 

 先日、ズッキーニが駄目になってしまったので、種まきをして育てていたのが、これくらいになりました。そのうちに花が咲くと思います。せっかく、これだけになったところに大雨があったので、心配でした。何度か大丈夫でしょうか。 もしだめだったら、また種まきをしてみようと思います。


 

 それで、洪水の話の続きなのですが、ところが近ごろの人は、そういうことを知らずに平気で何の対策も考えずに川の近くにどんどん家を建てるものだから、さあ水かさが増してきてから狂ったように駆け回ってあわてるのだそうです。あわてたって水はしずしずと高さを増してくるわけです。


 


  一日一村

   こもり居て雨うたがふや蝸牛(かたつぶり)

  排 句

   こもり居て干し物びっしょりまたやった
   こもり居て読書に昼寝のくりかえし
   小森居て大森遅刻で森欠席
   かたつむり君の落ち着き欲しいなあ
   かたつむり英語で言えばウィンクさ        蝸牛は snail     
   台風のあとの日射しの強いこと
   台風があとは物干し万国旗
   台風のおかげでゆっくり骨休み
   
あさがおや一輪ほどの暑さかな
   梅雨なのに秋が立つとは摩訶不思議
   ひまわりもどうしてよいやら思案顔
   秋立つや大河を前に家二軒
   秋立つや造成地には家二軒