涼しい日がずっと続いたのに、今になって残暑とは。やっぱり自然はそうは甘くはない。厳しいざんしょ。あつい南風だと予報でも言っていましたね。そういう予報ははずれると良いですね。
予報は電波で飛ばすものだから、より天上界に届きやすく、その通りにしてくれているのかも。
井沢元彦という人が繰り返し言っているのは、言霊(ことだま)ということで、日本人も古い時代にはそうなって欲しいと言うと、そうなるんだと信じていたのだそうですから。でも、今でもそうですね。病室に四号室などないとか。彼は「言霊の国の掟」というタイトルの本まで書いていますからね。
ま、それはそれとしてと。話のはじめから脱線してしまいました。
今朝の東の空です。やっぱり秋の雲という目で見てしまいますねえ。朝の空というのは良いなあ。大抵は朝の空は好きですね。若い頃は眠くて、朝の空どころではなかった。うわの空だったです。夜は目が冴えにさえ渡ったものでした。今は目はいつも曇っていますね。脳の老化のせいですね。老化と同時に朗化もしているかも知れません。
子供の頃、ろうかをはしってはいけません なんて張り紙が小学校にありましたっけ。あれは違う ろうか でした。
昨夜、私の家の裏のほうで咲いた花です。何の花だか分かりますか。パッとネットのようなものが広がっています。
これはカラスウリの花です。これがなかなか見られない。月下美人の花のように、朝になるとネットのような部分が力無くなってしまいます。いつも忘れて見落としてしまうんですよ。カラスが教えてくれるといいんですけどね。カラスがカラスウリを食べているのは見たことがないですけど、食べるんですかね。
二代目ズッキーニが出来ました。うれしいです。食べました。今回はラタトゥーイユで、それをスパゲティにかけてもらいました。おいしかったですねー。
うれしさは、食べられるようになったと言うことと、後口がうまくいった、つまり成功したといううれしさですね。
一日一村
秋の暮辻の地蔵に油さす
排 句
秋の暮ちぢにものこそかなしけれ
秋の暮れ地蔵にぶつかり目から火が
秋の暮れ地蔵は硬いと思い知り
秋の暮れ夏より腹が減るわいな
秋の暮れ辻をよこぎる黒い猫
秋の暮れ目だけが辻を横切りぬ
秋の暮れカレーの臭い吾に帰り
秋の暮れランプを磨いた幼き日
秋の暮れ「紅孔雀」がはじまるぞ
腹が減り排句はきょうはこのへんで