からりと晴れ上がり、蝉の声が騒がしいです。ニイニイゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、それにミンミンと四種類鳴いています。 暑いですね。しかし、風は少し涼しいですので、すごしやすいです。
今日も何も野良仕事はしません。のらりくらりとしています。こんなにゆっくりしていて良いのかなあと思います。ほんとうは良くないですね。この間に、雑草がどんどん伸びていますから。特に、スベリヒユはかなり雨が降ったので、体内にパンパンに水分を蓄えていますから、その分だけ大きくなるはずです。取りがいがありますねー。仕事再開の日が楽しみですよ。トホホホホ。それを考えると、今日の天気のように気持はからりと晴れません。曇天に早変わり。
毎朝ウォーキングをしていますが、この頃は医者の薦めで糖分を少しとってから歩くことにしています。その方が体内のエネルギーが燃えるのだとか。体のメカニズムというのは、素人が単純に考えるようなものではないようです。
そのコースは5つか6つくらいあり、その日の気分で変えながら歩いています。その方が歩くことに飽きないです。そのコースの一つにあるのがこのエゴの木です。実が出来てきました。この実を取ってこすると泡がでてきますので、シャボンの木なんて言っています。ほかに、シャボン玉の木というのがあるらしいですが、それは西洋からきたものらしく、そのへんには生えていないようです。
その隣に大きくなって生えているのが洋種山ごぼうというのです。これが山ごぼうだと勘違いして食べると、これは毒なのだそうです。明治の頃日本に入ってきたとか。
エゴの木も洋種山ごぼうも小川の向こう側にあったので、望遠にして取ってみましたが、少しピントがずれているようです。やっぱりピントをきちんと合わせられる一眼レフがいいですね。機械任せは機械がどこにピントを合わせるのかがわかりませんからね。そうでなくたって、カメラの腕はお粗末なのに。ピンぼけは今の自分を映しているようです。気づいた時にガクッときますね。
二回目のトウモロコシは、ネットが効いているのか、今のところは被害がありません。このように、しっかりと出来ました。いやはや、おいしいですね。昔のと違って瑞々しく甘いです。昔のはそのまま完熟させると、鶏の餌にもできましたからね。何となく粉っぽい食感がありました。ずいぶん、実をはぎ取って鶏の餌つくりをしたものですよ。
二回目のを、よく第二弾なんて言いますが、別に鉄砲を撃つ訳ではないのに、なぜ「弾」と言うのでしょうかね。私的に解釈しているのですが、これは映画から来ているのかなと推測していますがどうでしょうか。
よくお正月映画などの宣伝に、町の映画館などで「お正月映画第二弾」なんて大きな文字で宣伝していたものでした。そこから来ているのかなと思っていますが、間違いかも知れません。放映なんていいますからね。「放」は「はなつ」で、鉄砲などをうつことに使いますね。その言い方が定着したのかなと思っています。辞書を引くと「弾」は鉄砲に関したこととか、弦をはじくなんていうような意味しかありません。
一日一村
高灯籠滅なんとするあまたゝび
たかどうろうきえなんとするあまたたび
あまたたび(数多度)〈 たびたび、しばしば 〉と
解釈して良いんでしょうか?
灯籠は秋の季語なのだそうです ムズカシイ
排 句
高灯籠地震の時には気をつけよう 標語
この川でおよぐべからず警視庁 警告の看板
灯籠に牡丹がついたらキャーこわい
とうろうと言ってもこちらは鎌を持ち 蟷螂:カマキリ
つくばいに擬宝珠の花かたむきぬ
風涼し盆のさわぎも遠くなり
ひとりいて涼暮月の夜半の風
ニイニイが爺じいと聞こえけり
ミンミンを聞くたび餃子を思い出し 宇都宮の餃子の店みんみん
カナカナと俳句をいくつも作るかな
ツクツクと法師をいじめるべきでなし 突く突く法師
昼下がり犬もニャンコも横になり
昼下がりついでに私も横になり
昼下がり夢は世界を駆けめぐり
空晴れて頭の中は霧深し
フルートを吹けど音は裏返り
フルートの中は空洞ほらを吹き
フルートやドレミのキーを忘れおり