久しぶりに暑いです。お盆は、こうでなくちゃ。でも、いつものお盆の時期の暑さよりは、はるかに涼しいです。暑いと言っても、これくらいにしておいてくれるといいなあと、つい思います。
お墓に花を供えてきたり、親類の新盆のところで行われる施餓鬼の法要にお寺に出ていったりで、それなりにいそがしい午前中でした。
クウシンサイも、あまり癖のない野菜です。そのせいか、つい忘れられがちで、つい取ってくるのを忘れます。取り忘れるので、食べ忘れます。したがって、この野菜は、私はボーキャクサイと名付けました。漢字では 忘却菜 と書きます。わすれるな菜 でも良いですね。
絶対漏らさずメモして置くのは一字一句ですね。これはそうじゃなくて、イチジクです。何か発音が似ている。少し苦しい時も言いますね。一時苦 なんてね。
土に触っていた枝に髭のような根っこがでたので、切って植えたのですが、葉っぱは数日で枯れ落ちてしまいました。ぎゅうちゃんさんから、葉っぱを取ってから植えた方が良かったといわれたのですが、イチジクが自ら葉っぱを落としてしまいました。
それが、その後新しいのを生やしてきたのです。これでもう大丈夫です。根付いたようです。うれしいですね。
この頃、パソコンをしながらこれを聞いています。バッハやらラベルやら、モーツアルトなどが6枚ものCDに入っていますので、かなり聞き応え場あります。
このアウトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリという人は、けっこう気分やで演奏会をペケにしたりしたのだそうです。アウトローですね。細かいところまでは私は分かりませんが、確かに演奏は素晴らしいようです。楽しいですね。
一日一村
我が宿にいかに引くべきしみづ哉 しみづ 清水
排 句
我が宿は川が遠いがもの足りぬ
わが宿は都の辰巳蝉ぞ鳴く 名をいしかわと人は云うなり
( わが庵(いお)は都のたつみしかぞすむ
世をうぢ山とひとはいふなり 喜撰法師 )
わが宿の蚊の多きことかゆいこと
わが宿は今年も夏は過ぎていく
わが宿にひびくウルフィの協奏曲 アマデウス
わが宿の猫は気ままに昼寝かな
蝉しぐれ藤沢周平思いだし
藤沢を渋沢と間違えり
蝉しぐれ隠し剣も良かったなあ 隠し剣鬼の爪
隠し剣清兵衛だって引けはせぬ たそがれ清兵衛
あつき日を風呂に入れたりアッチッチ 屋根の温水
( あつき日を海に入れたり最上川 芭蕉 )
僧たちの声高まりつ施餓鬼哉
朝になくカナカナ蝉を何と云ふ
ひぐらしは朝に鳴いてもひぐらしか
昼に降るにわか雨また夕立ぞ
わが日々はその日ぐらしぞ蝉でなし
あぶら汗流して鳴くかあぶらぜみ
あぶら汗流して言い訳威厳消え
奥さんが閻魔大王に見えてくる
旦那衆賽の河原で石を積み
奥さんの前でのの字がうまくなり
座るとこなぜか畳が毛羽立ちぬ
枯れ山水喉の渇きを覚えけり
時経てば怒りも杉る松だけさ
杉と松どちらもさわやか良い言葉
良い言葉なかなか出ない防戦時
良い訳をすればするほど不利となり